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手にフィットするコンパクトなボディ

実のことをいうと、ゴールゼロのマイクロフラッシュが欲しくてリアル店舗を徘徊していたわけですが、かなり入手困難な人気ギアだけあって全く見つけることができませんでした。
そのとき偶然目に入ったLEDライトが、このユーコの『レスシャイ』だったわけです。
手のひらに収まるコンパクトボディ、それに本体中央のアルマイト処理された質感が不思議と手に馴染み、気が付いた時にはお持ち帰りしてましたw
もちろん他にも気に入ったポイントが幾つかありますので、じっくりと紹介していきますね。
レスシャイは他のLEDライトに引けを取らないコンパクトサイズ

『レスシャイ』の購入後に追加でゲットしたLEDライト、ゴールゼロのマイクロフラッシュとレッドレンサーのML4と並べてみた。ご覧いただいたとおりサイズに大きな差はなく、電池やバッテリーを含んだ重量までもがほぼ同じです。
各製品情報
メーカー | ユーコ | ゴールゼロ | レッドレンサー |
製品名 | レスシャイ | マイクロフラッシュ | ML4 warm |
カラー | シルバー ゴールド レッド | ブラック | ブラック |
サイズ | スポット時 9.8×φ4cm フロアー時 13.2×φ4cm | 9.3×φ3.8cm | 9.7×φ2.9cm |
重量 | 69g | 68g | 71g |
最大光量 | 110lm 白色系 | 150lm 暖色系 | 300lm 暖色系 |
電源/充電時間 | 単三電池 市販充電池 | リチウムイオン 3.5h | 専用充電池 2.5h |
使用時間(h) | ハイビーム:2.5h ロービーム:4h ストロボ:7h | ・ローモード 最小: 170h 最大:15h ・ハイモード 最小: 80h 最大: 7h ・フラッシュ 最小: 100h 最大:8.5h | ブースト:- パワー:2.2h ミドル:7h ロー:40h |
価格(税込) | ¥2,200 | ¥4,290 | ¥4,950 |
このようにサイズ感や重量に大差はありませんが、使用時間については各モデルごとに大きく異なっています。
また、レッドレンサーにおいては、”ブースト機能”により最大光量はパワーモード(150lm)時の2倍の300lmとかなり明るいです。しかし、使用可能時間は0.5〜1時間程度とあまり実用的とはいえません。
『レスシャイ』は他のモデルと比べても価格は半額となっており、光量や使用時間については、リチウムイオン電池を搭載したモデルに分があるといっていいでしょう。
レスシャイのメインパワーは安心の単三電池

充電式タイプが多いLEDライトだが『レスシャイ』のメインパワーは単三電池1本と少々アナログな感じ。しかし、バッテリーは切れると使い物にならないが『レスシャイ』なら予備の電池を1本持っていれば安心です。あと充電式の電池にも対応しているのもありがたいですね。
たしかレッドレンサー ML4も専用充電池(リチウムイオン)意外に、市販の充電池や単三電池が使用できるようですが、最大光量が若干落ちるので、ML4の場合は緊急時のサブ電源と考えた方がよいですね。

メーカー発表数値だと単三電池1本での点灯時間がこちら。ハイビーム:2.5時間、ロービーム:4時間、ストロボ:7時間と概ね当たってはいるが、実際は発表数値の10~15%ダウン程度と考え予備電池を用意ておくことをおすすめします。ON/OFF繰り返すと減りも早いですからね。
私は主にスポットライトとして使用するため、そこまで電池の消費は激しくなく、購入時から電池の交換は1度もしていません。ランタンのように常時点灯しなければ、けっこう電池も保ちますね。
豪雨やラフティングでもビクともしない防水性能

『レスシャイ』は日本工業規格のIPX5を取得しており、急な豪雨や川でのラフティングなど、あらゆる方向からの噴流を浴びたとしても、本体へ浸水することはありません。
特に登山中だと雨を避けられるポイントが少ないためかなり重宝する機能です。
用途に合わせて切り替えが可能なスポット&フラットライト

『レスシャイ』の特徴の一つがこの機能。本体のレンズ部分をスライドさせるだけでスポットライト、フラットライトと切り替えが容易にできます。

野営での夜間移動時、また明け方の登頂時のスポットライトとしておすすめします。足元だけではなく、数十メートル先まで明るく照らすことができるので、1本常備していると何かと便利ではないでしょうか。

レンズ部分をスライドさせると、フラットなやわらかい光が足元を照らします。実際に使用して感じましたが、ゴールゼロやレッドレンサーほど明るい印象はなく、ランタン代わりとしては少し厳しいといったところ。

私はバックパック時に常備しているオゼンライトに置き、テーブルランタンとして何度か使用してみましたが、正直この1本だけだと少し暗く感じました。
それだけゴールゼロとレッドレンサーがテーブルランタンとして明るくかなり優秀だったということで、レスシャイが暗くて使い物にならないということではないので悪しからずw
使いやすいレスシャイ独特の点灯ボタン

『レスシャイ』の点灯ボタンは本体底面についており、1回押すと点灯、もう1回押すと消灯します。他にもHIモード(明るい)、LOモード(暗い)、フラッシュモードに切り替える機能がついており、状況にあわせて明るさを切り替えられることができます。

点灯モードの切り替えは、ライト点灯時に本体底面のボタンを半押しするだけです。参考までにこちらの画像はスポットライトモードのHI(写真左側)とLO(写真右側)になります。
サイドのショックコードが意外と便利

購入時は単なる飾り程度と考えていましたが『レスシャイ』を使用してみると「これどうやって吊るすんだ?」ってなったわけw で、気づいたのがサイドのショックコード。

少し細めの枝に固定することができるので、夜間の設営や撤収にも大いに役立ちます。また手元を照らしながら調理や食事もできるのもポイントが高いところ。エキスパートな方だと自転車のハンドルに付けてライト代わりにする方もいるようです。
キャンプ場での夜間の移動時にもおすすめ

サイドのショックコードに細いガイロープなどを通して首からブラさげれば、夜間の移動時も両手が空きます。キャンプ場での夜間のトイレで用を足す時に意外とライトの置き場に困りますのでおすすめです。

もちろんキャンプ以外にも、愛車のメンテナンスやDIYで活躍してくれる他、夜間出掛ける際にショックコードでカバンに装着するなど、あらゆる場面で活躍してくれること間違いないでしょう。
安価で高性能 ! 常備しておいて損なしのミニマムライト

『レスシャイ』は軽量かつコンパクト、そして水場に強いLEDライトです。電池が無くなってもコンビニで補充できる点はかなり気に入っています。テーブルランプとしては、ゴールゼロやレッドレンサーと比べると少々力不足否めませんが、価格は2,200円程度と安くて十分コスパに優れたLEDライトです。
夏の渓流キャンプのお供などに、お一ついかがですか?



頭の中は99%キャンプのことでいっぱいのGURIOです。家族にバレずにネットでギアをポチポチするドキドキ感、SA・RA・NI !! あとから届くカードの請求額にもドキドキする毎日がたまらないSOLO CAMPERです。