虫に刺された時の対処法4ステップ
このようにバッチリ対策していても、絶対刺されないという保証はありません。
ここからはもし刺されてしまった時のための対処法をご紹介します。知っているとかゆみや腫れを抑えられるので、ぜひ覚えておいてくださいね。
【ステップ1】絶対にかきむしらない
虫に刺されてしまうと痒みを伴うのでついついかいてしまいがち。特にヤブ蚊やブヨによる痒みはしつこいため掻きむしりたくなりますよね。
しかし、かいてしまうと炎症が広がり細菌が入り込んで可能性も。また、アレルギー体質の方は数ヶ月腫れが引かないこともあり完治するのに時間がかかります。刺されてもまずは触らないことを心がけましょう。
刺された部分に数秒間あてるだけ。しばらくすると痒みやふくらみがなくなります。薬剤を使用せず、振動と熱のみで蚊の唾液中のかゆみ物質を分解してくれます。
【ステップ2】ポイズンリムーバーで毒を吸い出す
虫に刺されたことに気づいたらすぐに毒を出すのが効果的。爪で絞り出しても良いのですが、この方法は痛みを伴うのでもしもの時のために『ポイズンリムーバー』を用意しておくといいですね。
『ポイズンリムーバー』は、それほど痛みを感じず毒を吸い出せるので子供などにもぴったりです。
ドクターヘッセル『インセクト ポイズンリムーバー』
傷口に応じてカップ両側のマウスピース面を差し替えでき、本体は12gと軽量コンパクト。持ち運びやすく、すぐに使えて便利です。アレルギー体質だったり、毒性の強い虫に刺された場合は応急処置として使用し、必ず最寄りのお医者さんでしっかり診てもらいましょう。
【ステップ3】水で流して冷やす
毒を吸い出した後はきれいな水で洗い流しましょう。温めることで毒素が分解するという説もあるようですが、特に肌の薄い子供の場合は火傷の心配もあるので、肌へのダメージが少なく炎症を抑える効果のある冷やす方法をおすすめします。
【ステップ4】細菌の繁殖を防ぐステロイド剤を塗る
そして最後に薬です。蚊などに使われる一般的な痒み止めではブヨやムカデなどにはきかないことがほとんどなので、ステロイド系の薬を塗るのがおすすめ。
子供の場合は塗った後に触らないよう、上からガーゼなどで保護しておくといいですね。
また、しばらくは激しい運動は避けて安静にしておくことをおすすめします。
【指定第2類医薬品】ムヒ『ムヒアルファEX 15g』
ブヨ・ムカデ・ダニ・毛虫などにきく抗ヒスタミン剤を含むステロイド剤。山や川などにいる嫌な虫全般に効果があるため一つ持っておくと便利です。
注意:体質的にステロイド薬が合わない場合がありますので、使用される場合は事前にお医者様に確認されることをおすすめします。
最適グッズと知識を持って夏キャンプへ行こう!
このように、夏のキャンプを充実したものにするためには虫対策は必須です。
虫を寄せ付けないギアやアイテムを持っているだけでなく、もしもの時の対処法なども事前にチェックしておくことで、より夏のキャンプを快適に過ごすことができます。
今回の記事を参考に、虫刺されのない夏キャンプを楽しんでくださいね!
こんにちは。三人のちびゴリラを育てるアラサーママyama_muraです。キャンプ前からギアにハマり、ギア経由でキャンプをはじめた変わり者。休日はキャンプ場で大自然と戯れ、暇があれば調達してきた薪をひたすら割ってます。田舎に住んでてよかった!ロープ達人の旦那、喧嘩しながら遊ぶ子ども達とキャンプライフを楽しんでいます。