キャンプ界はロースタイルが流行中!

SNSでキャンプと検索すると、まるでグランピングのようなおしゃれなスタイルの投稿がたくさんでてきます。それらのほとんどに共通するのが『ロースタイル』ということではないでしょうか。
一昔前のキャンプといえばスタンディングでBBQのイメージが強いですが、今は違いますよね。私はこの『ロースタイル』こそが、近年のキャンプブームのきっかけになったと睨んでいます。
ロースタイルになって変わったこと

ロースタイルの中心となるのがテーブルとチェアとなるわけですが、私が最初に使用していたコールマンのテーブルはハイ・ローの2WAYで使用できるものでした。ハイスタイルだと背が高く、座る椅子の高さに合わず、結局ローススタイルでしか使用しませんでしたが…。
テント内の限られたスペースで使用するにあたって、ロースタイルにすることで、圧迫感がなくなり広く感じられました。全体がスッキリして見えるので見た目もよし。
子どもがまだ小さいうちは、抱っこする場面も多く、抱っこ中は死角が増えるため、幕内はかなり窮屈に感じます。しかし、ロースタイルにすることによって物にぶつかることも格段に減り、快適にすごせるようになりました。

ロースタイルに必須の愛用ギア紹介
ANOBA ウッドロールテーブル

常に我が家の中心にいるANOBA(アノバ)のウッドロールテーブル。メインテーブルとしては2代目になるこちらのテーブルですが、一番のお気に入りポイントはその組み立てやすさです。
1分もあれば組み立て出来るので、私が設営でサボりたいときは、大体テーブルを組み立てているフリをして時間を稼いでいます(笑)
組み立てカンタンなのに作りもしっかりしていて、ファミリーキャンプには最適といっていいほど。ツートーンカラーなので手持ちのギアにも馴染みやすいでしょうし、性能も見た目も妥協なしです。
kermit chair カーミットチェア

ウッドショックの影響もあり1年ほど前から品薄のカーミットチェアです。販売代理店になかなか入荷されず、ずっと探していましたが運よくアメリカ公式サイトで購入できました!個人輸入で購入すると、オークは2万円程で購入できます。自分好みにカスタムしていく楽しさもカーミットチェアの魅力です。

DOD グッドラックソファ

キャンプを初めて以来フル出場で唯一のスタメン、DOD(ディーオーディー)のグッドラックソファ。ファミリーにはもはや定番の商品です。積み込みの際は棚としても使えるので、積載に余裕がない人にもおすすめです。クッション付きで座り心地も申し分なし。

UNIFLAME フィールドラック

1年程前は品薄で転売なども目立っていましたが、今は在庫を見かけるようになったUNIFLAME(ユニフレーム)の人気ギア、フィールドラック。定番なだけあってやっぱり良い!設営簡単・場所をとらない・頑丈・使い方無限大のキャンプに欲しい要素が詰まった逸品です。ロースタイルにピッタリな高さで、実用的です。

使用ギアのカスタム紹介

ANOBA ウッドロールテーブルのカスタム
ANOBAのテーブルはDIYで焼き加工&ブライワックスでヴィンテージ風に。更にガレージブランド『グラインドロッヂ』さんのシルクスクリーンプリントが。このテーブルは実は頂き物で、前オーナーさんのセンスが詰まりまくったカスタムになっています。その恩恵を受け、大切に使っています。
カーミットチェア
カーミットチェアのカスタムは人気で、様々なカスタムパーツが販売されています。私たちのカーミットは割とスタンダートなカスタムになっています。
まず座面はナチュラルマウンテンモンキーズのマイスターシート。カラーはイエローとオリーブです。芝に映える黄色がとても可愛くてお気に入りです。マイスターシートは座面と背面がつながっているので、腰の負担をやわらげてくれる役割も。実際に購入するとなると、バリティクスとのコラボタイプもあったりと悩みました。
あと標準のひじ掛けがかなり細いので、ひじ掛けもカスタム。OLD MOUNTAIN(オールドマウンテン)のHIJIRAKUというものです。またこちらもナチュラルマウンテンモンキースさんのNOVITAで座面と背面の角度を変え座り心地もUP。着座の際の姿勢が変わり、腰への負担も減るのでおススメです。
細かい部分ですが少し工夫することで、実用性・見た目も上がるカスタム。自分好みにオンリーワンを作っていく楽しさがあります。

ロースタイルのメリット&デメリット
ロースタイルのメリット

空間が広く感じる
ロースタイルにすることで圧迫感がなくなり空間が広く感じられます。特にツールームテントのリビング部分では広く感じやすいです。
子どもと過ごしやすい

テーブルが高いと子どもは見えないものも増えてしまい、過ごしにくいはずです。ロースタイルだと子どもの目線に合わせて過ごすことができ、安全に過ごせます。チェアも低くすることで落下や転倒の心配もなくなります。ごはんやお絵描きをして遊ぶときも丁度良い高さなので、子どもたちは快適に過ごせているようです。
焚き火がしやすい
薪をくべやすいのは圧倒的にロースタイルです。また火を近くで見られるので、より焚き火の雰囲気や趣を感じることができます。
ロースタイルのデメリット

前屈姿勢になってしまう
子どもにとっては快適な高さでも、身長の高い大人はどうしても前かがみになってしまいますよね。食事や調理の際はを少し窮屈に感じるかもしれません。
人によっては腰痛がでてしまう
椅子が低いと立つ・座るの動作でよりエネルギーを消費するのに加え、長時間座った状態でいると腰に負担がかかります。椅子との相性もありますが、ハイスタイルに比べると腰痛のリスクは増えてしまいます。
子どもがテーブルに寄りかかる
これはいまだにやられてヒヤッとすることがしばしば。丁度良い高さにテーブルがあるので、体重をかけて寄りかかられるんです。長男はしなくなったので3~4歳で教えればやめるのではないでしょうか。まだ小さいうちは危ないので、ランタンなどはテーブルの上に置けないですね。
まとめ

いかがでしたでしょうか。今のキャンプの定番になりつつあるロースタイルは、お洒落だけでなく快適さもUPします。特に荷物の増えがちなこれからの季節には、コンパクトになるロースタイルギアはぴったりです。また、小さなお子様がいるキャンパーさんにはおススメのスタイルですので、是非取り入れてみてください!
元気いっぱいの男の子2人を連れてキャンプを楽しんでいます。主にファミリーやグル-プがメインですが子どもが大きくなったら家族みんなでグループソロに行く野望も抱えています。常々ギアとお酒が好きで、最近は激辛にハマっています。