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個人輸入は今や当たり前⁉ レアなものを手に入れよう

インターネットで海外のウエブサイトを気軽にサーチできる時代。海外ブランドのウエブサイトから直接購入することも可能になりましたが、ブランドによっては日本から購入できないこともあります。
運がよければ、日本に代理店が無いブランドでも「Amazon(アマゾン)」や「eBay(イーベイ)」で見つけることができますが、値段は高め。
欲しい海外ブランドギアに出会えても、買えず悔しい思いをした人も多いはずです。そんな人にオススメな購入方法が「転送サービス」です。
「転送サービス」とは?

「転送サービス」とは、海外の住所をもらって、商品を自分で購入。その購入した商品を日本に転送してもらうサービスです。
購入の流れは…
「転送サービス」の会社に会員登録。現地の住所をゲット ↓ 自分自身で商品を購入。その際、そこからもらった現地の住所を届け先に入力 ↓ 現地の倉庫に商品が到着したら、税関申告書を作成 ↓ 国際配送方法を選択して、日本の住所に荷物を転送してもらう |
自分自身で海外ブランドサイトの商品をクレジットカードで購入するため、商品を購入する際は、数パーセント外貨取扱手数料がかかります。(海外でショッピングをするときと同じです)。
手数料はクレジットカード会社によって異なりますが、外貨口座を持っていると、その外貨から手数料なしで支払いできるデビットカードもあります。
「転送サービス」のメリットとデメリットは?

「転送サービス」のメリット・デメリットを紹介いたします。
メリットは…
- 日本で販売されていないものが購入できる
- 違うブランドでもまとめて一括で転送できる
- アマゾン.jpや楽天市場で販売されている輸入商品より安く買える
「転送サービス」のメリットはなんといっても、日本で購入できない日本未発売のモノを購入できること。
たとえば、日本でも人気がある「ザ・ノースフェイス」は、日本では「ノースフェイス・ジャパン」で、アメリカの「ザ・ノースフェイス」で販売されている商品と違うモノが多く、また種類も本場アメリカの方が豊富。クーラーブランド「イエティ」も、本場アメリカのモノは種類が豊富なだけでなく、リミテッドカラーなど日本では手に入りにくいモノが販売されています。
また、「転送サービス」は、違うブランドから購入した数点ある商品を一括にまとめて送ることができ、ひとつひとつ日本に国際輸送するより送料が安くなります。
デメリットは…
- 1点だけ買う場合は、直接海外ブランドから購入できるならそのほうが安い
- 多少英語力が必要
- 時間がかかる
「転送サービス」の場合、自分で直接ブランドのウエブサイドで購入。税関申告書も英語で記入する必要があり、多少の英語力が必要です。転送サービス会社によっては、詳しく方法を動画で案内しており、方法は難しくありませんが、「英語アレルギー」がある人には、始めは戸惑うかもしれません。
英語が苦手な人向けに、オプションで購入から税関申告書などすべて代行してくれる「代行サービス」もあります。ただし、代行サービスになるとその分サービス料金がかかり、値段が高くなります。
また、直接購入する場合は、ブランドから直接日本に送られるためさほど時間がかかりませんが、「転送サービス」の場合、「ブランド→業者→個人」と2ステップあるため、手元に届くのに時間がかかります。
「転送サービス」向きのキャンパーは…

- いろいろなブランドから数点購入したい人
- 日本で販売していないギアが欲しい人
- 英語がある程度わかる人
- 商品の到着を急いでない人
「直接購入」「アマゾン.com」「転送サービス」の違いは…
転送サービス
仕組み | 海外ブランド ↓ 転送サービスの倉庫 ↓ 日本の住所 |
メリット | 国際郵送をしていないブランドのモノが買える 違うブランドのモノでも一括して送れる 日本語で対応可能なところもある |
デメリット | 時間がかかる 手数料がかかる |
アマゾン.com
仕組み | アマゾン.com ↓ 業者 ↓ 日本の住所 |
メリット | アマゾンの保証がある ある程度早い |
デメリット | 国際郵送するブランドが限られる キャンセルや返品がある場合は英語で対応 |
直接購入
仕組み | 海外ブランド ↓ 日本の住所 |
メリット | 安い 早い |
デメリット | 国際郵送するブランドが限られる キャンセルや返品がある場合は英語で対応 |
英語が苦手であったり手間暇を考えると「転送サービス」は便利
海外製品を購入するには、上記のように幾つか方法があります。早くて価格が安い、または保証が付いていたりとサービス内容はさまざまです。
その中でも煩わしいやり取りが少なく、多少の手数料で気になるギアが手に入る「転送サービス」は「海外通販をしてみたい!」という方には手軽なサービスではないでしょうか。
「転送サービス」会社はそれぞれサービスが異なる

筆者が住むアメリカでは、アメリカから日本へ転送サービスを行う会社も多く、日本語で対応可能なところもあります。
また、アメリカは州によってTAX(日本の消費税のようなもの)が異なりますが、TAXがかからないオレゴン州に住所を持つ会社は、TAXがかからず商品が購入できます。
下記、いくつかの「転送サービス」を行っている会社になります。
■OPAS

日本の業者でオレゴン州の住所でTAXフリー
- 登録料:基本ブラン無料(有料プランあり)
- 受理手数料:無料
- 同梱手数料:1回の発送につき$10
- 無料保管期間:受領後30日
- 送料などの各種料金:OPAS
- オプションで買物代行サービスや返品サービスがある
■Shipito

日本語対応。到着する荷物を無料で撮影するサービスがある。
- 登録料:無料(有料プランあり)
- 受理手数料:$3/1箱
- 同梱手数料:1回の発送につき$5
- 無料保管期間:受領後7日
- 送料などの各種料金:SHIPITO
- オプションで、買物代行サービスや税関申告書の作成がある
日本未発売のギアはキャンプ場で注目されること間違いなし!

「転送サービス」のメリットは、なんといっても人と被らない日本未発売商品をゲットできること!アマゾンやeBayで海外商品を購入しやすくなりましたが、まだまだ世界は広い!
今からアメリカはホリデーシーズンでセールが始まり、お得に海外ギアを購入できるチャンスです。「個人輸入」というとちょっとハードルが高いように思えますが、「転送サービス」は日本語で相談できるところも多く、思った以上に簡単に始められますよ。
流行りを先取りしたい方、または少しでも安く購入したい方などは、「転送サービス」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
アメリカ在住のアンティーク好きのキャンパー。JEEPラングラーとともにアメリカの大自然を堪能しています。今はオフロードキャンプにハマり中。愛車がどんどんオフロード使用にパワーアップしています!