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『焚き火鍋18㎝』ならワイルドに直火投入OK

キャンプレシピがまんねり化してきたこともあり鍋料理にチャレンジしたくて見つけたのがUNIFLAMEの『焚き火鍋18㎝』。その名の通り焚火で使用するために設計された鍋のため炎に直で投入しても全くもって問題なし。無骨なビジュアルや付属している天然木のフタも味があって好みでした。
では実際に使ってみた感想をご紹介していきます。
商品詳細
ブランド | UNIFLAME(ユニフレーム) |
商品名 | 焚き火鍋18㎝ |
サイズ | 約18×8(高さ)㎝(ツル外寸幅約21㎝) |
重量 | 約540g |
容量/積載 | 約1.7ℓ |
素材 | 本体・ツル:ステンレス鋼 フタ:天然木 |
定価 | ¥3,300(税込)2021年12月現在 |
ソロ&デュオキャンにピッタリの『焚き火鍋18㎝』

UNIFLAMEの『焚き火鍋』は18㎝と26㎝の2サイズ展開。ソロやデュオキャンでの使用が目的だったので18㎝を購入しました。フタをして調理する場合は約400~600mlほど、フタなしで調理するなら約1000~1300mlほどの容量です。1人鍋をするにはちょうどいいサイズ感ですよ。
ちなみに画像の具材は1.3人分程度。野菜を入れすぎましたが、煮ちゃえば半分くらいになるのでサイズ的にも全く問題ありません。
耐火性・安定感抜群の『焚き火鍋』直火でも不安にならない

ステンレス製で火に強いため焚火で遠慮なく調理できます。薄いアルミ製だったりすると、焚き火の火力によっては穴が開いてしまうことも。焚き火の火力もバカにできません。
予想外に嬉しかったのが、弦(つる)が太くてハトメもしっかりしていて自立してくれたこと。好みの位置で弦を固定できるためトライポッド等にぶら下げても不安定になりませんし、弦が熱くなりづらいので鍋を持ち上げる際にも助かります。
ステンレス製だから耐久性もあって薄くて軽量!

例えばソロやバイクでのキャンツーなどでは、できる限り荷物の重量を抑えたいところ。UNIFLAMEの『焚き火鍋18㎝』は重さが約540gと見た目よりかなり軽量ながら耐久性も高く、少々雑に扱っても全く問題ない感じでした。
同社のダッチオーブンなども気兼ねなく焚き火に放り込めるので愛用していましたが、重量は比べものにならないほど重いため、最近はもっぱら留守番が多くなりました。用途を絞れば十分『焚き火鍋18cm』だけでも煮物やご飯を炊いたりもできますよ。
底面がフラットなので家庭用コンロやガスバーナーもOK!

底面の直径は12.5㎝。丸みのある形状ですがフラットで安定感があるため家庭用コンロやアウトドア用ガスバーナー、BBQ用の網の上でも加熱できます。焚き火調理だけではなく色々なシーンで使えるのも嬉しいポイントですね。
なお、焚き火以外にもイワタニ製のカセットコンロやシングルバーナーでも普通の鍋として使用できますが、ゴトクサイズの小さなバーナー類だと鍋が不安定になるため、使用する際は十分注意しましょう。
錆びにくく保温性も高い『焚き火鍋』なら作り置き料理も可

ステンレスはアルミと比べて熱伝導率が低い反面、保温力が高くて錆びにくいのが特徴。1度温めてしまえば、しばらくは温かい状態を保ってくれるので煮込み料理などに向いています。火を消してから少々時間が経ってもおいしくいただけるのは、アウトドアだとかなりありがたいところ。フッ素加工などされてないため、焦付きなどもありますが、タワシなどでガシガシ洗えるタフさもあり気に入っています。
UNIFLAMEの刻印入り!レトロな天然木のフタがカッコいい

なんだか「和」な雰囲気が漂う味のある天然木のフタも『焚き火鍋18㎝』に惹かれた理由の1つ。こちらのフタ、見た目が魅力的なのはもちろん、使い勝手もいいんです。木製のため取っ手が熱くならない!お手入れはサッと水洗いして乾かすだけだから手間もかかりません。
比較検討したアウトドア用鍋
「キャンプで鍋やラーメンなど食べたい、それも無骨で玄人感を醸し出しているヤツで」、そんな欲望からチョイスされたのがこれから紹介する製品です。結果的には、UNIFLAMEの『焚き火鍋18cm』となりましたが、キャンプスタイルによっては、その他にも捨てがたい候補もありましたのでサクっと紹介。
snowpeak(スノーピーク)野宴鍋30

アルミニウム合金製のため軽量性は◎土鍋のような形状に魅力を感じたのですが、3~4人用と大きめで予算もオーバーしていたため対象から外しました。
LOGOS(ロゴス)吊り土鍋

トライポッドに吊るして使えて高温調理に向いているという点に惹かれました。ただ、こちらもソロキャンプには向かないサイズ。
trangia (トランギア)2.5Lビリーコッヘル・ノンスティック

焦げ付きを防ぐノンスティック加工が施されているそう。直径21.5×高さ13.2㎝と理想的なサイズでしたが焚き火仕様ではなさそうだったので不採用に。
EVERNEW(エバニュー)Backcountry Almi Pot(バックカントリーアルミポット)

焚火でもガンガン使えるアルミニウム製の鍋。使うほどに鍋に焼き色が付いて味が出るところは好みでした。直径12,2㎝と小さめだったので見送りました。
soto(ソト) ナビゲーター クックシステム SOD-501

トングにもなるリフターやフタなど8種のアイテムとクッカーがセットになった多機能な調理器具。今回は鍋のみの購入予定だったので対象外に。
『焚き火鍋』はこんな人におすすめ

トライポッドにぶら下げて焚き火でガンガン調理できるのが『焚き火鍋』最大の魅力。焚き火を眺めている間に料理が完成するので「キャンプの醍醐味は焚き火」というキャンパーなら、きっと気に入るはず。
直径18㎝とコンパクト設計で軽量なためソロやデュオキャンプで気軽に鍋料理にチャレンジしたい人にはおすすめです。無骨な見た目がカッコいいので調理しているだけで、キャンプサイトがいっきにこなれた雰囲気になりそうです!
焚き火好きのソロキャンパーなら買って後悔しないはず!

UNIFLAMEの『焚き火鍋』は、軽さ、コンパクトさ、見た目、使い勝手の良さなど期待していた通りのお鍋でした。スタッキングできるクッカーなどと異なり多少かさ張りはしますが憧れの吊り下げ料理ができる魅力には変えられません!
出掛ける時に鍋の中へ食材や調味料を入れておけば、スペースをうまく活用できちゃうので、今年の冬キャンプで導入してみてはどうでしょうか?
キャンプレシピの幅もグンと広がりますよ♪


最近のキャンプブームに感化され、徐々に沼にハマりかけているママキャンパーです。我が家もステップアップを目指して新幕を物色中。今年は冬キャンプデビューやっちゃおうかなw