目次
お役立ちアイテム①「斧・ナイフ」

用意した薪が太くてそのままだと火が付きにくいという場合、サイズを調整するために斧が活躍します。斧による薪割りは焚き火の第二の醍醐味ですよね!また、枝を削って先端を羽毛のようにして作る自然の着火剤「フェザースティック」を作る際にはナイフが便利です。
斧・ハチェット
ハルタホース『スカウト』
スウェーデンで最も有名な工具メーカー「ハルタホース」の『スカウト』は、軽すぎず、重すぎず、初心者でも扱いやすい大人気の手斧です。伝統的な方法で作られた斧刃で切れ味も抜群。

ハスクバーナ『手斧 38cm』
「ハルタホース」と並び、キャンプ用アックスの定番ブランドとなっている「ハスクバーナ」。豊富なラインナップの中でも特にキャンプでの薪割りにおすすめなのは38cmサイズの手斧。

グレンスフォシュ・ブルーク『ワイルドライフハチェット#415』
こちらも名品と名高い「グレンスフォシュ・ブルーク」のスウェーデン斧。手になじみ握りやすい小型斧であらゆるシーンに対応するバランスの良さが◎。お値段は少し高いけど確かな逸品。

ナイフ
オピネル『ステンレススチール』
フランス生まれの「オピネル」の代表的なフォールディングナイフはラインナっプ豊富。中でもステンレススチールはサビに強くビギナーでも扱いやすいためキャンパーにも大人気。迷ったら#9を。

モーラナイフ『コンパニオン ヘビーデューティー』
スウェーデンの老舗ナイフメーカー「モーラナイフ」の、厚さ3.2mmのブレードを持つタフなナイフ。オピネル同様3000円を切るリーズナブルな価格なので入門用ナイフとしてもおすすめ。

ヘレナイフ『ディディガルガル』
切れ味が鋭くハンドルの握り心地も抜群、使い勝手がよいと高評価のナイフ。強度が高く薪割り作業も容易に行うことができます。キャンプ芸人でおなじみのヒロシさんも愛用中。

お役立ちアイテム②「着火剤」

燃えにくい炭や薪に簡単に火をつけることができる「着火剤」は、スマートに焚き火の準備を行うための強い味方。ビギナーでも扱いやすい固体タイプや、扱いに注意が必要だけど火力は強いジェルタイプなどがあります。
固形タイプ
ロゴス『防水ファイヤーライター』
1989年の発売以来ロングセラーを記録し続ける防水着火剤。水に濡れても火が消えず、高火力で長時間燃焼するので、炭や薪の着火に最適です。約800円で21コ入りの高コスパ!

UCO『ストームプルーフ スィートファイヤービヒモス ストライカブル ファイヤースターター』
旧約聖書に登場する巨獣「ビヒモス」の名前がつけられた大き目サイズが特徴の着火剤。アルミケースに収納されているので、キャンプ中急に雨が降ってきても濡れることなく安心です。

マルミ富士屋商店『文化たきつけ』
オガクズを圧縮して油を染み込ませた、日本製の着火剤。焚き火台のサイズやシーンに合わせて、必要な分だけちぎって使用できます。燃焼効率は抜群ですが保管には注意が必要。

ジェルタイプ
尾上製作所(ONOE) 『着火剤パック入り 6P』
小分けになっている液体着火剤は使い勝手がよく、袋から出す必要がないので手が汚れる心配もありません。着火しやすいアルコールタイプとなっています。

ニチネン『チャッカネン』
こちらもアルコールを主成分としたジェルタイプの着火剤。一度出た燃料が容器内に戻らないよう逆止弁方式が採用されています。火力も強く素早く着火したい人におすすめ。

木材タイプ
ブッシュクラフト『ティンダーウッド』
着火剤で簡単に火をつけてしまうのは味気ないという本格派キャンパーにおすすめなのは、天然の松の木からそのまま切り出された自然の着火剤。フェザースティックをナイフで作って着火を楽しんで。

番外編
古くなったシャツやタオルを炭化させた「チャークロス」や、引火しやすい樹脂を含んだ木片「ファットウッド」も着火剤としての役割を果たします。チャークロスは自作でき、ファットも採取すればいいので実質0円です。
お役立ちアイテム③「ファイヤースターター・ターボライター」

「ファイヤースターター」とは、燃料を必要としない火打ち石のような役割を果たす道具。使い方は金属棒を削って粉を集め、火種にかけた上で火花を散らせるだけ。着火剤とはまた違った楽しみが味わえます。
また、「ターボライター」は通常のライターよりも燃焼力が強いため、強風など過酷な環境でも使用できストレスなく着火できます。
ファイヤースターター
ブッシュクラフト『ファイヤースチール』
大きく火花が出ることで着火が素早く評判のよいファイヤースターターです。ロッドサイズは約長さ60×直径9.5mmで安定感があり、約12,000回使用可能なのも嬉しい。

ライトマイファイヤー『ファイヤースチールスカウト アーミー BIO』
スウェーデンで誕生した「ライトマイファイヤー」のファイヤースターターはわずかな力で着火可能。材質がマグネシウム合金なので、雨や結露で濡れても使えます。こちらも約12,000回発火。

sun’s hill 『ファイヤースターター』
ファイア―スターター&火吹き棒&カラビナケース&ホイッスルの4点セット。ストライカーにはしっかりとしたバリが加工されていて安定した火花を起こすことが可能。

ターボライター
SOTO『スライドガストーチ ST-480』
キャンプ用バーナーでおなじみの「SOTO」からリリースされている人気の小型耐風バーナー。火口がのびるので安全に着火できます。強風にも耐える1,300℃の炎が頼もしい。

ウィンドミル『ターボライター AWL-10』
創業100年 ライター メーカー「ウィンドミル」の代名詞!耐風性、防水性に優れたターボライターです。どんな天候でも100%のパフォーマンスを発揮してくれる優秀な1本。

ピピタ『ターボライター』
ライターの底を回すことで火力調整ができ、手元が熱くなりにくいロングタイプのライター。ロックボタンが装備されているのでお子さんがいるファミキャンでの使用も安心です。

お役立ちアイテム④「火ばさみ」

炭や薪を整えて火力を調整する際に使用するトングのようなアイテムを「火ばさみ」と言います。素材はステンレスやスチールなので熱に強く丈夫。炭や薪がつかみやすい形状となっていて、100均トングとはやはり使いやすさが段違いです。
ファイヤーサイド『ファイヤーバード』
薪ストーブでおなじみのメーカー「ファイヤーサイド」の火ばさみ。「つかむ」「かえす」「くだく」「ならす」といった、薪の燃焼管理に必要な4つの動作が1本で行えます。尖った先端が特徴的。

スノーピーク『火ばさみ』
グリップ部分に温かみのあるビーチ材が使用されていて手によく馴染みます。使うたびに味わいが増すのも天然素材ならでは。長さは約405mmで、重力は約200g。重めの薪を掴む際にも安定感があります。

テオゴニア『ファイヤープレーストング』
日本の下町で丁寧に作られるハサミ形状の火ばさみ。薪を挟んだらしっかりと掴めるように先端は面積が広めの作りになっているのが特徴。グリップには家具材で知られるウォールナットを使用。

お役立ちアイテム⑤「火吹き棒」

炭や薪に息を吹きかけるための「火吹き棒」があるとないとでは大違い!狙った場所に的確に息を吹きかけられ、火をおこす時間が短縮できます。また体力も無駄に消耗せずに済み、うちわで扇ぐときのように灰が舞い上がる心配もありません。
ユージャック「火吹き棒 304 ステンレス製」
持ち運びに便利な折りたたみ式火吹き棒。収納時は約15cmと市販のボールペンほどに縮みます。伸ばしたときは60cm近くの長さになるので座ったままでも火元に届きます。

バーゴ「アルティメットファイヤースターター」
チタン製のアイテムを多数展開するアウトドアギアブランド「バーゴ」。こちらも伸縮式でコンパクトに。その名のとおり火吹き棒としての役割に加えファイヤースターターの機能も付いた、一石二鳥の優れもの。

村の鍛冶屋「アルミカラー 火吹き棒」
アウトドア製品ではおなじみとなっている燕三条製の火吹き棒です。長さ36cmサイズでこちらは伸縮式ではないですが、耐久性に優れています。ブラック、ブルー、レッドの3色展開が嬉しい。

お役立ちアイテム⑥「シート」

焚き火台の下に敷くための「焚き火シート」は、耐熱性や断熱性の高い素材で作られていて、熱や⽕の粉から地⾯を守り延焼防止の役割も。主に耐炎繊維、ガラス繊維、シリカ繊維の素材があります。溶接用の「スパッタシート」も同じ用途で使われることが多いです。
バンドッグ『カーボンフェルト 焚き火シート』
リーズナブルでおしゃれなギアを展開する「バンドック」。こちらは特殊防災素材で作られたカーボンフェルトを用いた焚き火シートです。耐熱温度700°とタフな作りとなっています。

DOD『タキビバビデブー』
コミカルなネーミングで楽しませてくれるDODの耐火シート。燃えにくいガラス繊維生地を採用し両面にはシリコン加工を施しているため灰が付いた場合にもふき取りやすくお手入れもラクラクです。

吉野『スパッタシート プレミアムプラチナ1号』
耐炎繊維を活用したアイテムを展開する「吉野」。スパッタシートは元々溶接現場で火花を受け取るためのシートですが近年焚き火キャンパーにも人気。こちらは従来のものより耐炎性に優れたプレミアム版。

お役立ちアイテム⑦「ウェア・ベスト・グローブ」

難燃性と撥水性に優れた焚き火専用のウェアやベストを着用すれば、火の粉で服に穴が開く心配はありません。そして、軍手ではなく耐熱グローブをあわせて用意しておけば焚き火にまつわる作業は火傷を負うことなく完璧にこなすことができます。
ウェア
ナンガ『タキビダウンジャケット』
シュラフに定評がある「ナンガ」の焚き火向けジャケット。ボトムもリリースされているのでセット買いが吉。女性用モデルも展開中。化学繊維の弱点である”焚き火”を存分に楽しめる1着ですね。

グリップスワニー『ファイヤープルーフアノラックジャケット』
150年以上の歴史を誇る老舗ワークブランド「グリップスワニー」からリリースされている焚き火ジャケットです。ダウンと同じぐらい暖かく、プルオーバーなのがかわいい。フロントのポケットも特徴的。

オレゴニアンキャンパー 『ファイヤープルーフ焚き火ポンチョ』
シルエットの美しさとコスパを両立させた焚き火用ポンチョ。頭からすっぽりかぶることができ脱ぎ気が楽チン。機能耐久性に優れた生地を使用していて背面内側にはブランドロゴがあしらわれています。

ベスト・エプロン
スノーピーク『タキビベスト』
キャンパーのみならずファッショニスタの間でもブームを呼んだスノピのタキビベスト。フロント、バックに容量の大きいポケットが付いていて収納力抜群。タウンユースでも活躍する超オシャレアイテムです。

テンマクデザイン『キャンプエプロン2』
日本で唯一のBBQ芸人「たけだバーベキュー」さん監修のエプロン。キッチンペーパーを付けられるベルトループをはじめ、料理好きにはたまらない細かなギミックが散りばめられています!

ジーアールエヌアウトドア『HIASOBI CAMPER APRON』
他にはないパッチワーク柄が特徴的なエプロン。背中面のボタンで2段階のサイズ調整が可能です。小分けのポケットがたくさんついているので、スマホやトング、調味料などそれぞれに分けて収納できて便利。

グローブ
ペトロマックス『アラミドプロ300』
ドイツの灯油ランタンブランド「ペトロマックス」からリリースされている、アラミド繊維を使用した焚き火グローブ。約300℃まで耐えうる高い耐熱性と腕全体を火傷から守るロングサイズが魅力。

テオゴニア『ヒートレジスタントグローブ』
2017年に設立されたばかりのアウトドアブランド「テオゴニア」のグローブ。指一本一本が動きやすい形状裁断で作られていて作業中のストレスがありません。牛革生地が大人っぽい雰囲気を演出。

DOD『アツイノイケルシランケド』
パッと見は軍手のようだけどれっきとした焚き火グローブです。耐熱温度は500℃(15秒以内)と、フザけたネーミングからは想像もできないほど機能的!遊び心のあるシリコングリップ加工もイケてます。

万全な準備で華々しい焚き火デビューを飾ろう!

焚き火ブームなだけあって、最近は100均でも似たような焚き火ギアが売られていますが、やはり焚き火専用として作られたアイテムは快適さが違います。少しでも気になる焚き火グッズがあったらぜひ試してみてくださいね!
キャンプデビューしたての自称”女子キャンパー”のトッキーです。小動物と遊んでいる時や、設営後に呑む1本が至福の喜びです。ただいまソロギアや焚き火に強いアウターを物色中♪