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「キャンプに行くと、どこに何があるのか分からなくなる…」といった片付け下手なキャンパーさんにおすすめしたいのがこちら、MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)の『インディアンハンガー』です!行方不明になりがちな調理道具や焚き火系ギアを吊り下げておくと整理整頓ができてすっごく便利!それにお気に入りのランタンや斧など吊るすだけで一気にサイトが映えちゃう効果もありますよ!
今日はCAMPLUSライターのGURIOさんに、その魅力について聞いてみましたので気になる方は是非チェックしてね!
1サイトに1つあると便利な『インディアンハンガー』

キャンプをしていると、意外とキャンプギアには小物が多いことに気づきます。ランタンや調理器具、食器、焚き火の道具など、いざ使おうと思ったらどこにあるのかわからない!なんてことも…。そんな時に、すぐ手元にギアがあれば便利だと思いませんか?それを実現してくれるのが『インディアンハンガー』です。
『インディアンハンガー』は、韓国発の人気ブランド『MINIMAL WORKS(ミニマルワークス)』から販売されており、汎用性の高さと軽量コンパクトさで人気を博しています。最近ではアンバイ株式会社が輸入販売元になったことで、日本での製品供給も落ち着き、比較的入手しやすくなりました。
商品詳細
ブランド | MINIMAL WORKS(ミニマルワークス) |
商品名 | インディアンハンガー |
カラー | ブラック・カモフラージュ |
サイズ | S:W520 x H440mm(収納時:H300 x D40mm) M:W660 x H750mm(収納時:H420 x D60mm) L:W990 x H1100mm(収納時:H440 x D80mm) XL:W1010 x H1430mm(収納時:H480 x D80mm) |
重量 | S:230g/M:550g/L:840g/XL:1080g |
素材 | アルミ |
付属品 | 収納袋 |
定価 | 【ブラック】 S:¥6,050(税込)/M:¥7,700(税込)/L:¥9,350(税込)/XL:¥11,000(税込) 【カモフラージュ】 M:¥8,800(税込)/L:¥10,450(税込)/XL:¥12,100(税込) |
用途に合わせて選べるサイズ展開

ブラックのLサイズを購入する予定でしたが、たまたま入荷直後のカモフラージュ柄が目に入ってしまい、気が付けばレジに並んでいました。テントのカラーやサイトの雰囲気に合わせたい方は、ブラックの方が合わせやすくおすすめですよ。
私は幅広い用途で使いたかったのでサイズはLを選びました。理由としてはソロキャンプがメインであり、主にロー&ミドルレンジのスタイルが多いため、またハンガーで服を掛けられるところが決め手となりました。
冬はアウター、夏は濡れたTシャツやフェイスタオルを干せたりと、思っていたよりかなり活躍してくれました。

『インディアンハンガー』はカラーによってサイズ展開が異なっており、ブラックはS・M・L・XLの4サイズ、カモフラージュはM・L・XLの3サイズとなっています。Sサイズは需要が低かったのか、カモフラージュにはラインナップされませんでしたね。
Sサイズは高さが44cmほどで掛けられる物もかなり限定されるため、地べたスタイルで焚き火や調理を楽しむキャンパーやバックパック派キャンパーにおすすめではないでしょうか。クッカーやランタンを掛けるならMやLサイズ、上着などをメインに掛けるならXLサイズといったように、キャンプスタイルに合わせてサイズを選びましょう。

ちなみに写真はカモフラージュカラーのLサイズ(W990 × H1,100mm)です。スノーピークのローチェア30やカーミットチェアなど、座面高さが30cm前後でちょうど良い高さ。焚き火を楽しみながらランタンや薪バサミに手が届く絶妙なサイズ感です。DODの焚き火チェアやあぐら系チェアで使用されるのであれば、Mサイズが合うのではないでしょうか。
ちなみに地べたスタイルがメインという方は、S〜Mサイズがもっともしっくりくるサイズかと思います。XLサイズはファミキャンで家族分のアウターを掛けたりするのに良さそうですね。
本体はアルミニウムポールで軽量コンパクト

「荷物になるし、わざわざハンガーなんて持っていく必要ある?」と思っている人、心配ご無用です。ミニマルワークスの『インディアンハンガー L』の収納サイズは、H440 ×D80mm、重さ840gと軽量でコンパクト。大した荷物にならず、手軽に持っていけるサイズ感はかなり魅力でもあります。
収納袋が使いやすくておすすめ

パッと見ではなんてことない収納袋ですが、サイドのジッパーを開閉することでハンガー本体の出し入れがしやすくなっています。上部のヒモを緩めてしまえば済む話ですが、サイドからアクセスする方が断然速いのでおすすめです。
あっという間に組み立て&収納が完了

テントやタープに使用されていたポールをハンガーにしている『インディアンハンガー』。テントのポール締結方式をそのまま使用しているため、半自動的にポールがカチャカチャっと組み立てられ、誰でも素早く設営が可能!もちろん解体もあっという間に完了です。なお、ショックコードがそこそこ効いているので組み立て時に指を挟まないように注意してくださいね。
整理整頓&サイト映えに大活躍

『インディアンハンガー』は片付け下手な人にこそおすすめ!どこに置いたか忘れがちなギア達も使い終わったら掛けるだけ。特に薪バサミや斧は置く場所が決まってなかったので探す手間がなくなりました。これだったら片付け下手な人でも簡単に整理整頓もできそうですね。
最初は何を掛けようかと悩みましたが、私は焚き火に必要な斧や手袋を掛けたり、調理に使うフライパンや食器を掛けたりしています。使用後、洗い終わった食器を掛けておけば乾かすこともできるので便利ですよ。ハンガーをそのまま移動すれば、小物をまとめて手早く移動ができるといった裏技もありますw
ファミリーキャンプなどでは、テントの中にハンガーを設置して服を掛けたりするのも◎

ランタンやフライパンなどの調理器具を掛けたり整理に便利な『インディアンハンガー』ですが、お気に入りのギアがディスプレイされているようで、ついつい見惚れてしまうこともしばしば。
サイトを自然と映えさせ、一気に玄人キャンパー感を演出してくれるところは、『インディアンハンガー』の魅力の一つではないでしょうか。外での出番がない時は、自宅のリビングでギアを並べて一杯飲むのも良いかもしれませんね。
専用フックを使えばもっと便利に!

別売りの『インディアンハンガー』専用フック(4個1セット)を使えば、さらに使い勝手が良くなります。

フックのサイズはMサイズ専用、L・XLサイズ専用の固定式、またL・XLのみ対応の回転式の2種類。残念ながらSサイズのみ専用フックがありません。



地面がやわらかくて不安定ならこれ

地面が少し柔らかく、インディアンハンガーが安定しにくいときに便利なミニマルワークスの『ラバーフット(4個1セット)』。装着はポールの足先に差し込むだけと簡単です。

他にも直径13mmのポールに対応しており、同社のモカロールテーブルやインディアン三脚などにも使えるので、1セット持っておけば併用できて便利かも。

さらにカスタムすることで使い勝手が爆上がり
インディアンハンガーの側面に装着するだけで、収納スペースを一気に拡大させることができるアッソブの『ファイヤープルーフハンガーラックポケット』。本体素材に難燃性のALVERTONのアーミーダック生地を採用しているので焚き火の近くで使用しても安心ですね。
焚き火で使うグローブやファイヤースターター、それにガストーチや調理器具など、細かくて嵩張りそうなギアが沢山おさまるので、これ一つで『インディアンハンガー』の利便性がグンとアップすること間違いなしといったところ。

『インディアンハンガー』のM、L、XLの3サイズに対応しているから、ハンガーのサイズを変更しても使いまわせるのが嬉しい。固定はマジックテープとフック合計3ヶ所で固定するだけなので手間要らず。

フックを革&鉄に変更してさらに個性を高める

人気のギアだけに、キャンプ場で他のキャンパーとかぶっちゃうこともありますよね。そんな時にはフックを交換するなどして、オリジナルティを出すと良いですよ。『インディアンハンガー』にも装着できるので気になる方は是非チェックしてみてください。

自作天板をプラスする強者なキャンパー
こちらは@yohei5656さんのオリジナル天板。木製でインディアンハンガーとのコントラストも雰囲気出ていて最高ですね。ランタンや小物を置いたりで活躍しそうです。
購入から一年使い続けた感想

購入から一年、キャンプには必ず持参するギアですが、実際に使い続けて「ちょっとこれは・・・」ってこともあるので個人的に感じた感想をサクッとまとめてみましたので、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
良かった点
- サイトの映え加減が数段アップ
- スキレットや小物が掛けられテーブルがスッキリ
- シュラフが干せる
悪かった点
- 足の開きが大くて幕内だと置く場所に悩む
- 価格が高い
とにかくサイトに設置するだけで、玄人キャンパーになったような錯覚がしますwキャンプでは自然を楽しむのも良いですが、気に入ったギアをサイトに並べるのも楽しみの一つなので、ハンガーに掛けるだけで気分が上がっておすすめです。それにテーブル上が散らからなくなったのでよりお洒落感がアップしました。
撤収時にシュラフを掛けて干してみたり、片付け中の荷物を引っ掛けておいたりと、いつも最後に収納するほど活躍してくれます。
しかし、ぶっちゃけ価格が高すぎて購入時はかなり悩みました。類似品がamazonで数千円で販売されていることもあり、どうしても比較しちゃいますね。最終的にはブランドイメージに負けて購入しちゃいましたが、いまではそれで良かったように思います。もう自己満足のイキですけどねw
『インディアンハンガー』でサイトをワンラックアップ

小物でごちゃごちゃしがちなキャンプサイトも、ミイマルワークスの『インディアンハンガー』があればスッキリ整頓できるうえ、なんだかいつもよりワンランクアップしたオシャレなサイトになって映えますよ。
「キャンプにハンガーなんているの?」と思っていた人も一度使えばハマるはずなので、気になった方はぜひ一度手に取って体感してみてください!



テント泊登山をメインに、キャンプ・釣り・スキーと1年中アウトドアを楽しんでいます。好きなものは、自然の中で過ごす時間とお酒。キャンプの楽しみを全力で発信していきます!