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キャンプシーンではロースタイルが大ブーム!フィールドに近い分、自然や焚き火をより近くに感じることができるのがロースタイルキャンプの醍醐味ではないでしょうか。そんなロースタイルキャンプ欠かせないのはロータイプのチェア=通称「あぐらチェア」です。座面が低いのでまるでリビングにいるかのようにあぐらをかいてくつろぐことができます。今回は、焚き火をする際にも大活躍するおすすめローチェアを厳選してご紹介します。
ロースタイルの焚き火に最適なチェアの選び方
座面の高さをチェック

アウトドアチェアには「ハイチェア」と「ローチェア」があります。ハイチェアの座面は40cm以上のものが一般的。普段の生活で使用する椅子に近いため食事もしやすいのが特徴です。一方ローチェアの座面は30cm以下となっていて地面に近く、低い分煙が当たりにくく、薪をくべるなどの作業もしやすいので焚き火キャンプに最適。脚を伸ばしたり、幅に余裕があるものはあぐらも組めるのでよりリラックスできます。
耐火性の素材かチェック

焚き火の際に火の粉が舞ってテントやウェアなど穴が空いたという苦い経験をしたキャンパーも多いはず。やはり焚き火には、難燃素材のチェアを用意しましょう。ナイロンなどの化学繊維と比較して、燃え広がりにくいコットンやT/C素材を使用したチェアがおすすめ。化繊に難燃剤でコーティングされたチェアもOK。
フレームをチェック

焚き火向けのチェアは、フレーム部分がスチールで出来ていることが大半。アルミフレームのチェアに比べると重いですが安定感があるため風に飛ばされて焚き火の中に…なんて心配もありません。それでも軽量で携帯性を重視する場合はアルミ製を選びましょう。
おすすめ①バンドック『焚き火チェア』

最近キャンパーに圧倒的な人気を誇るチェア。同じバンドックからリリースされている「ローチェア」の座面高さ約19cmに比べ、こちらは約11cmとかなり地面に近く天井高の低いテントの中でもリラックスできます。収束式なので持ち運びの際には少し大きく感じますが、座り心地は抜群。
商品詳細
サイズ | 使用サイズ:約57cm×59 cm×56 cm 収納サイズ:約67 cm×24 cm×12 cm 座面高:約11 cm |
重量 | 約3.45kg |
耐荷重 | 80kg |

おすすめ②DOD『タキビチェア』

頑丈で燃えにくいコットン100%の帆布生地を使用したDODの焚き火専用チェア。2重生地構造になっているためタフに使えます。パイプ椅子の要領で設置・撤収ができて時短にも一役買ってくれます。背面には焚き火に使う道具を収納するのに便利なポケット付き。カーキとブラックの2色展開。
商品詳細
サイズ | 使用サイズ:約幅60 cm×奥行50 cm×高さ56cm 収納サイズ:約幅60 cm×奥行8 cm×高さ80cm 座面高:約23cm |
重量 | 約3.3kg |
耐荷重 | 約100kg |

おすすめ③フィールドア『フィールドチェア ハイバック TC』

難燃性と耐久性に優れたT/C生地を使用したフィールドアのフィールドチェア。背中をしっかりと支えてくれる長い背もたれが特徴のハイバックタイプです。こちらも広げるだけの簡単設計で設営の手間がかかりません。同デザインでポリエステル素材のチェアもあるので焚き火用チェアを探している人はお間違いなく。
商品詳細
サイズ | 使用サイズ:約 幅58.5cm×奥行68cm×高さ78.5cm 収納サイズ : 約 幅92cm×奥行24cm×高さ17cm 座面高:約16.5cm |
重量 | 約3.5kg |
耐荷重 | 約120kg |

おすすめ④ロゴス『Tradcanvas 難燃BRICKキングあぐらチェア』

難燃性の極厚900デニールのポリエステル生地「難燃BRICK」を使用したロゴスのチェア。腰回りのスペースはあぐらが組めるほど広々としていて、さらにフィールドアのチェア同様こちらもハイバック仕様。まさに王様気分でゆったりくつろぐことができます。背面には大型ポケットを配し至れり尽くせりのチェアです。
商品詳細
サイズ | 使用サイズ:約幅60 cm×奥行74 cm×高さ80cm 収納サイズ:約直径19 cm×高さ94cm 座面高:約22cm |
重量 | 約3.5kg |
耐荷重 | 約120kg |

おすすめ⑤ハイランダー『リクライニングローチェア』

シーンに応じて4段階で座る角度を変えられる画期的な1脚です。焚き火で身体が温まったら眠くなってきたという場合も地面とほぼ水平の角度まで倒して仮眠が可能。首のあたりに枕がついていてほぼベッドのように使えます。収納サイズはやや大きいものの、アルミフレームなので比較的軽く持ち運びやすいです。
商品詳細
サイズ | 使用サイズ:約幅59.5 cm×奥行71 cm×高さ61cm 収納サイズ:約幅62 cm×奥行7 cm×高さ70cm 座面高:約20cm |
重量 | 約3.1kg |
耐荷重 | 約120kg |

【番外編①】ヘリノックス『グラウンドチェア』

人気のヘリノックスチェアの中で最も座面が低いモデル。深めのシート設計になっていてどっしりと腰掛けることができます。脚はジュラルミン(アルミ合金)製で極めて軽量ながら、4本脚の連結構造のおかげで安定性をカバー。ブラック、クラウドバースト、コヨーテタンの3色展開。特に焚き火用ではないので火の粉にはご注意を。
商品詳細
サイズ | 使用サイズ:幅52 cm×奥行50 cm×高さ50cm 収納サイズ:幅11 cm×奥行11 cm×高さ30cm 座面高:22cm |
重量 | 615g(640g) ※()内はスタッフバッグ込みの重量 |
耐荷重 | 120kg |

【番外編②】キャプテンスタッグ『グラシア フィールド座椅子』

もう高さはいらない!究極のローチェアは座椅子です。低い焚き火台を使用しているキャンパーさんは座椅子を用いてお座敷スタイルにすることで、より焚き火に近くなり薪をくべる際に作業がしやすいのではないでしょうか。フレームが無い分超軽量なので手軽に持ち運びができるのも座椅子の魅力。
商品詳細
サイズ | 使用サイズ:約幅40cm×奥行68 cm×高さ39 cm 収納サイズ:約12 cm×11 cm×長さ40 cm |
重量 | 530g |
耐荷重 | 80kg |

あぐら系チェアでくつろぎの焚き火タイムを!
出典:Instagram(@ takezoooo)
Taketo(@ takezoooo)さんの焚き火ソロキャンプ、使う道具が手の届くところにあり使い勝手がよさそう!あぐらチェアも過ごしやすそうで良いですね。
インスタの投稿や記事を参考に、手持ちのテーブルや焚き火台の高さとの相性を見ながら納得のいくものを是非見つけてください。くつろぎチェアで焚き火キャンプが充実したものになりますように。
キャンプデビューしたての自称”女子キャンパー”のトッキーです。小動物と遊んでいる時や、設営後に呑む1本が至福の喜びです。ただいまソロギアや焚き火に強いアウターを物色中♪