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キャンプ用品

”OUTDOOR PARK 2022”よりCAMPLUS編集が気になったキャンプギアを厳選して紹介<前編>

アウトドアパークレポ01

2015年より関西圏のアウトドアシーンを盛り上げてくれている大型イベント『OUTDOOR PARK』も今年で8年目。今年は約180ものブランドが大集合しました。定番人気のブランドから新進気鋭のガレージブランドまで会場内はブースがギッシリ。今回はCAMPLUS編集スタッフが、イベント会場にて気になるギアを厳選してきたのでサクッと紹介します!

関西を代表するイベント”OUTDOOR PARK”

回数を重ねるたびに来場者数が増えるイベント『OUTDOOR PARK』。コロナウイルスにより開催日をが延期になることもありましたが、今年は無事に開催することができました。私も朝一から会場入りしましたが、すでに非常に多くの来場者が列をなしておりました。

それでは私が厳選した注目ギアを紹介していきます!

カマボコテントも気になるが広々ゆったりのシェルターが一押し

DOD ヨンヨンベース

幕内に入っても圧迫感を感じることが少なく、コットやテーブル類を置いてもゆったり過ごせる幕としてファミリーに人気。前後がフルメッシュになるので、蒸し暑くなるこれからの季節にピッタリ。

今年はブラックを追加したことで、ソロ&デュオのお洒落キャンパーにも注目されている。幕の生地はリップストップで薄く、かなり軽い印象。出入り口はポールをプラスするとフラップにもなるのでタープいらず。

このように自立式の幕をインしてカンガルースタイルも楽々楽しめる広さ。

ちなみに、こちらはDODのフカヅメのキワミSとSSです。しかし、ブラックのラインナップあったかな?・・・これは期待しかありませんね♫

DOD ヤバイッス

「なんだ、ただのハイバックチェアか。。。」などと思うなかれ。よーく見ると背面の傾斜が倒れているように見えませんか?実は前後の足の長さを変更するだけで、高さだけでなく角度も調整できるありがたいチェア。さらにオットマンも付属しており、セットで使えばグータラキャンパーまっしぐらなので座るのは設営完了後をおすすめします。

DOD ソロソウルウォウウォウ

登場からいまだ欠品が続いている人気幕『ソロソウルウォウウォウ』。商品名にあるように、こちらはソロキャンパー向けであり、頑張ればデュオでも使えそうといったところ。ポリコットン生地だから火の粉を気にしなくて良く、焚き火好きのソロキャンパーにおすすめしたい。

ベンチレーターが左右に付いているので温度調整もできて安心。

雨が降ったさいに雨漏りがしないよう、ポールの差し込み口を生地でおおってくれているのは有り難い。

前後のドアは跳ね上げてキャノピーとしても使え、前後を巻き上げてしまえば夏でも風が抜けて気持ちいい。また、全面スカートも付いているいるから、冬季は風や冷気の侵入も防いでくれることから一年通して使える幕ですね。

ビギナーからミドルユーザーにおすすめ!”トレッカーシリーズ”に新作登場

キャプテンスタッグ トレッカー ユーティリティードーム3UV

組み立てが簡単なアウトフレーム構造のトンネルタイプ。PU2000mmのポリエステルリップストップ210T生地は撥水性も申し分なく、インナーも前室も広々して使いやすそう。フロントのフライをアップするとキャノピーにもなる。

キャプテンスタッグ トレッカー ツーポールロッジUV

3~4人がゆったり過ごせるロッジタイプ。高さは160mm(インナーは150mm)あるので窮屈さは感じない。吊り下げようのインナーテントも付属しているのでシーンに合わせて使い分けてみるとよいでしょう。フライはポリエステルリップストップ210T(PU2000mm)となっている。

キャプテンスタッグ トレッカー ワンポールテントレクタ270UV タイプ2

ワンポールで組み立てがとにかく楽なモデル。こちらも今回紹介した新作と同様の生地を採用しておりUV加工、撥水加工済みです。インナーを取り外せばシェルターとしても使用できる。テント前面がルーフ&キャノピーとして使用できるので雨天時でも安心だ。

キャプテンスタッグ 他にもランタンやテーブルウェアなどとにかく新作が多い

気軽に購入できる価格設定がうれしいキャプテンスタッグ。とくにCSオイルランタンシリーズはコスパが良くビギナーからも注目されている。

テーブルウェアからその他小物類などとにかく新製品がたくさんあるため、気になる方はキャプテンスタッグ公式サイトをチェックしてほしい。

今季は復活したばかりのワイオミングトレイルシリーズに注目

ビッグアグネス ワイオミングトレイル 4

廃盤となってから6年、遂に『ワイオミングトレイル4』がアップデートして復活。フレームは軽量で強度のあるDAC製を採用。

左右にインナーテント(各2名づつ)を配し、中央がリビングスペースとなる構造。別途ポールやトレッキングポールで前室ドアを跳ね上げれば、リビングスペースよりゆったり景色を楽しむことができる。

ビッグアグネス コッパースプール HV UL2EX

アメリカで大人気のフルスペック超軽量バックパッキングテント『コッパースプール(2名用)』。前後フライは左右独立しており、天候や気分に合わせて跳ね上げられるになっている。また、日本別注モデルはインナーメッシュ部分を無くし、1年を通して快適に過ごせる仕様となっているのはうれしい。重量は約1.4kgでバックパックキャンプにちょうど良いサイズ感です。

超軽量モデルなどUL系キャンパーは目が離せない

テラノバ ソーラーフォトン2

アドベンチャーレースシーンでは、軽量かつコンパクトで強度のあるテントが求められるなか、『ソーラーフォトン2』は引裂強度6kgのフライシートを生み出すことで、これまでも多くの成果を残してきた。構造はシンプルでポールはDAC製、フルメッシュドアタイプのインナーで3シーズン対応の2名用となっている。約849グラムという驚異的な軽さがかなり興味深いテント。

ブラックスタイル派は要チェックの韓国発ブランド

Camping Club CYGNUS BLACK BREEZE

韓国で2004年に立ち上げられたブランド『Camping Club』は自社ファクトリーでの生産にこだわっており、品質には絶対的な自信をもっている。目の肥えたお洒落キャンパーさんはゼヒじっくり見て欲しい。

こちらはテントとタープを一つにしたような同社を代表するモデル。耐水圧10.000mm以上を誇るPigmentコーティングは暗幕効果もあり、遮光性はかなり期待できそうなので夏キャンプで重宝しそう。メインポール高さは2.8m、タープ部分横幅は最大5.5mとかなり広くて解放感もある。

インナーテントは4~6名がゆったりくつろげるサイズ感。脱着可能だからシェルターや宴開用幕としても活躍しそう。

Camping Club KLYDE BLACK

210Dリップストップ/オックスフォード素材を採用した大型シェルター。こちらもブラックコーティングによりかなり遮光性は高くなっており、フロントとリアのフラップを締め切ると真っ暗になる。

サイドには出入りしやすいようにドアが設けられている。15kgと少し思いが幕の強度など考えると問題ではないレベル。ブラックでこのサイズは存在感がとにかく凄いので男前サイトに仕上げたい人はゼヒに!

キャンプに現代の最新技術をプラスするSmart Tap

キャンプや防災にて早くから注目を浴びていたブランド『Smart Tap』。性能だけではなく、サイトで違和感を感じさせないアウトドアに溶け込むデザインは、業界でも一目置かれており、こちらのポータブル電源『Power ArQ』は代表的な製品といえます。そんな同社より、2022年5月にバッテリー技術を投入したポータブル冷蔵庫『ICEBERG』がアップデートして登場!

Smart Tap ポータブル冷蔵庫 ICEBERG 2

旧モデルのICEBERGは2万円を切ったコスパも良いと評判のモデルでしたが、202年5月に登場した『ICEBERG 2』は約3.4万円と大幅にアップ。マジか。。。と肩を落とす前に性能をよく見て欲しい。

サイズ感や容量は若干異なっているが、大きく異なる点は冷却方式。旧モデルはペルチェ式であり、外気温からマイナス20℃前後までしか冷やせなかったが、今回登場した『ICEBERG 2』はコンプレッサー式だから20分で0℃、70分でマイナス22℃と素早く冷やすことが可能です。

500mlペットボトルが20~30本(形状により異なる)、2Lサイズペットボトルだと最大6本まで入る大容量スペースもかなり魅力的。真夏のキャンプ場でアイスクリームだって夢じゃない!

無駄を削ぎ落とした関西発ガレージブランド”BONES LABO”

自身もキャンパーであるオーナーが代表を務めるブランドBONES LABO(ボーンズラボ)とは、「複雑すぎず大きすぎず、無駄を省くと気がつけば骨組みだけになっていた」というところから付けられたブランド名らしく、男っぽくて良い。玄人キャンパーを中心に密かに人気がでてきているガレージブランドだけに、気になる方は早めにチェックをおすすめしたい。

BONES LABO 薪バサミ  EASY-1

これまで大手ブランドの薪バサミを幾つか使用してきましたが、広葉樹など少し重たい薪だとしっかり掴めず滑って落としてしまい、どうにかならないかと不満に感じていました。そんな問題を解決してくれたのがこちらの薪ばさみ EASY-1です。ハサミの先がギザギザ加工されており、薪にしっかり食い込むから安心して掴めます。パラコードが巻かれたグリップ部分は手に吸い付く感じがしておすすめ。

最近はグリップ部分が木製のタイプも登場したようなのでゼヒ合わせてチェックしてみて欲しい。

バッグパックに吊り下げて野営に行けば雰囲気が上がること間違いなし!

遂に登場か !? WAQより待ちに待った新作が登場

マット類からLEDランタンやテントまで徐々にラインナップを追加してきているWAQ。昨年から同社の製品を見かけない日がないレベル。そんなWAQのブースがあったので覗いてみると見かけない製品が。

「テーブル、、、チェア、、、遂にきたか」ってことでファニチャー系ギアも登場か!?今回のイベントが初公開ということで、発売時期などの詳細をうかがうことはできなかったが、近いうちに発売されるのは間違いない様子。

WAQ ウッドロールテーブル

私の初見での感想としてですが、まずテーブルはハイランダーやクイックキャンプといったブランドと近いサイズ感で1~2名用といったところ。足は木製で天板はウッドロールタイプの脱着タイプ。天板の固定用穴が左右各2個づつあいていることから、若干高さを変更できる可能性があります。

WAQ ウッドローチェア

次にチェア、類似製品はかなり見てきたので、他社と大きな違いは見当たらなかったが、サイドにドリンクやスマホが入りそうなポケットがついていました。座面と背中部分はウレタンが入っているのか座り心地が若干ソフトでした。あと背面にポケット&マルチテープを装備しており使い勝手は良さそう。気になるのは販売価格がいくらになるかですが、他のブランドと大きな差はない予定とのことだったので期待したいところ。

ループトップでワンランクアップのキャンプスタイル

キャンプスタイルの一つであるループトップテント泊。車中泊ブームからさらに一歩キャンプへ踏み込んだ感じですが、50年以上前に海外で生まれたこのスタイル、日本は1980~1990年あたりから一定のファンがおり、昨今のキャンプブームで再注目されているようです。ALUDOAも数年前より取り扱っており、日々その注目は高まっているようです。

ALUDOA ハードカバータイプ

設置、撤収がかなり簡単だから女性でも5分ほどで展開できるとのこと。ハニカム構造のアルミ製床材をベースにしているから、高い強度と軽量化も両立していて安心。

床材には低反発タイプの高密度ウレタンスポンジが設置されているから、通常のテントでは得られないベットのように快適な寝心地を楽しめるらしい。

自分のスタイルにあったギアを選んで楽しいキャンプライフを!

今年もあらゆるブランドから新製品が多数登場しており、最近ではホームセンターやイオンからもプライベートブランドのキャンプ用品が登場しています。どれにするか悩ましいところですが、価格や流行りに惑わされることなく、自分のキャンプスタイルにあったものを選んで楽しい夏キャンプを楽しんくださいネ!

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