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関西最大級のアウトドアイベント『OUTDOOR PARK』も今年で8年目。定番人気のブランドから新進気鋭のガレージブランドまで約180ものブランドが集結して見どころ満載でした。本日は前編に引き続き、CAMPLUS編集スタッフがイベント会場にて気になるギアを厳選してきたので、今回もサクッと紹介していきます!
関西を代表するイベント”OUTDOOR PARK”

毎年来場者数が増えるイベント『OUTDOOR PARK』。入り口に設置されたこのモニュメントも定番になりましたね。ここ数年はコロナウイルスにより開催日をが延期になったりすることもありましたが、今年は無事に開催することができました。朝イチから会場入りしましたが、入り口は多くのキャンパーが列をなしておりました。
それでは前編に続いて、私が厳選した気になるギアを紹介していきますネ!
テントからファニチャーまで幅広く展開する日本初アウトドアブランド
TARAS BOULBA グラムキャタピラー2ルームシェルター

前後左右合わせて8枚ものパネルで構成されたトンネル型の2ルームテント。耐久性に優れたリップストップ生地を採用しており、裏面には遮光性の高いブラックコーティングが施されているので、これからの季節は特に活躍しそう。

写真では分かりずらいですが、全面スカート付きで左右にベンチレーターが装備されているので、インナー無しのシャルターとしても活躍しますよ。
TARAS BOULBA キャタピラー2ルームシェルター BABY

こちらはグラムキャタピラー2ルームシェルターをミニマムサイズにした『キャタピラー2ルームシェルター BABY』。前後左右のパネルは6枚となっており、サイドのパネルを全て跳ね上げてメッシュにすると開放感抜群です。ソロやデュオキャンプにおすすめなサイズ感。

見た目以上に広く感じる前室。ソロであれば雨の日のお籠りキャンプでもゆったり楽しめそうです。
TARAS BOULBA 3フォークシェルター

3本の二股ポールが外に設置された特徴的な『3フォークシェルター』。これにより幕内のポールがないためレイアウトが組みやすく動きやすい。生地は75Dリップストップポリエステル生地を採用しており強度は高く、前後のドアパネルはメッシュにもなる。メッシュインナーが別売りで用意されているので追加してツールーム的な使い方もおすすめ。
TARAS BOULBA ワンサイドフォークTCシェルター

サイズは約4.7m×約2.3m×約1.8mとソロにおすすめのポリコットンシェルター。フロントを跳ね上げているとパップテントのようなスタイルを楽しむことができる。また、雨天時や就寝時にフルクローズしてあっても、メインポールの片側が二股になっているため、サイドから容易に出入りができる。個人的にはあと50cm高ければ有り難かった。
TARAS BOULBA TB ワンポールティピー

ソロ向けのワンポールテントは設営がとにかく簡単だから初心者さんに特におすすめ。高さは2m程度あり前後にある出入り口も大きいから荷物の移動も楽々。インナー無しのシャルターにしちゃえばコット2個並べられるほどの広さにもなります。遮光性も高そうなのでおすすめ!
TARAS BOULBA ツーリングテント ALRP

キャンツーで大活躍のドーム型テント。カラーはブラック・カーキの2色展開。前後には荷物をおけるスペースをしっかり確保してあるから、インナーは2名で使用できる。またインナーは全面フルメッシュと通気性はかなり抜群。






爆発的ブームの火付け役にもなったサーカスシリーズはいまだ入手困難
tent-Mark DESIGNS サーカス TCコンフォートソロ

tent-Mark DESIGNSといえばサーカスTCといっても過言ではないのは周知の事実。今回は紹介するのは、絶妙なサイズ感に落とし込まれたソロ向け幕『サーカス TC コンフォートソロ』です。サイド&フロントフラップが本体と一体になっており、他のモデルのようにフラップと本体の間に隙間ができたりすることはない。

高さは2.3mと”高すぎず低すぎず”と絶妙なサイズ加減。着替えは立っておこなえ、天頂部が暖気を閉じ込めやすい広さになるよう計算されているため、冬季の幕内の暖気は素早くできそう。
tent-Mark DESIGNS モノポールインナーテント

シェルターでカンガルースタイルを楽しめる一人用の自立式インナーテントでフライシートはありません。寝ることに特化したデザインであり、販売価格も約4,000円前後とかなりリーズナブル。
こちらは前後のみメッシュのタイプとフルメッシュタイプの2つラインナップされているので、季節やキャンプスタイルに合わせてランでみてはいかがでしょうか。設営も簡単でおすすめですよ!
tent-Mark DESIGNS ツーピークキャビン

遮光性と耐風性に優れた「安心して寝れる」ことに特化したTC幕。一般的にはダブルウォールで構成されたタントはフライシートにインナーをプラスするイメージですが、この『ツーピークキャビン』はインナーにフライシートを載せるといった感じ。

ポリエステルのインナー前後にポリコットンの前室が付いているという変わった構造。フルクローズ時でも通気性を損なわないよう考えられたまさに”寝る”ためのテント。



無駄を省き最小限に削ぎ落とされたデザインが人気の秘密
MINIMAL WORKS V HOUSE L

2015年から販売が開始された『V HOUSE L』は、いまなお人気の衰えない洗礼されたシェルターです。高さもあり広くレイアウトが組み易い幕内、そして風の抵抗を受け流す美しい流線型のデザインは流石。前後左右のパネルは全てメッシュになるので一年を通して快適に過ごせます。
MINIMAL WORKS SHELTER G

多目的なグループシェルターとしておすすめしたい広々とした幕内。耐久性に優れたジュラルミン製のメインポールとサイドポールで素早く設営ができます。天井部はTPUループになっており、シェルター内でも季節の変化を感じることができるほか、オプションのメッシュドアやTPUドアをプラスするとさらに用途は広がりますよ。
MINIMAL WORKS JACK SHELTER PLUS

正方形で中央がアーチ状になっている独特のデザインは離れたところからでも自分の幕がどこになるか確認しやすい。正方形だから幕内のレイアウトもやりやすくて動線をしっかり確保できるのはうれしい。カラーはブラックの他にオリーブやタンもラインナップされており、個人的には汚れの目立ちにくいタンがおすすめ。



アウトバックレンジの新作に目がクギつけ!
ローベンス プロスペクター シャンティ

ヴィンテージの雰囲気を備えた小型の『プロスペクターシャンティ』。日本でも使い易い実用的なサイズ感であり、就寝人数は6人とのこと。フロントを全開すれば、なんともいえない開放感を味わえます。中央は高さが2mとなっているので見た目より圧迫感は感じず出入りは思った以上にラク。丸太小屋をイメージさせるフォルムはお洒落キャンパーにささりそう。

生地はローベンス独自開発のハイドロテックスポリコットンで通気性も良さそうだ。幕の前後にはメッシュ付きの窓が設けらていて、いつでも開閉が可能です。

サイドが立ち上がっている分、幕内は思った以上に広い。サイドに大きめのメッシュポケットが付いているので小物を無くすことはなさそうですね。
ローベンス ユーコン シェルター

ローベンスには珍しい形の新作『ユーコンシェルター』は、パップテントの手軽さにロッジテントの安心感をあわせもったユニークな4人用のシェルターです。生地はローベンス独自開発のハイドロテックスポリコットンが採用されており、夏は涼しく冬は暖かく一年を通して快適に過ごせそう。

後方いくにしたがって高さは低くなっていくが、一番低いところでも70cm程度の高さがあるので見た目ほど圧迫感はない。

2.2×2.45mの就寝スペースは4人がゆったり眠ることができるほか、奥行き60cm程度の前室スペースもあり就寝時に大事なギアを仕舞ったりもできそうだ。

サイズが豊富なマルチギアボックスやクーラーボックスが男前
ANOBA Blizzard Soft Cooler 25L

コヨーテやアイスグレーなど男前なカラーが並ぶANOBAのソフトクーラーボックス。10L/25Lの2サイズラインナップされていて、とにかくデザインにヤラれました。肝心の機能性もぬかりなしってとこで中はもちろんジッパーに至るまで完全防水使用。材質はTPU素材で20mm(底面25mm)で保冷効果も高そうだ。ソロキャンパーには25L(350ml缶×34~39本)がいいね。
ANOBA ハイバックチェア

これは盲点だった、たしかに肘掛け付きのウッドハイバッグチェアは見たことないかも。フレームはブナ材、生地はコットンだから焚き火に強そう。肘掛けが付いてると座り心地もさらにアップですね。2022年6月よりロータイプの予約も開始しているようなのでチェックしてみよう!


関西発のハイセンス&高品質なガレージブランド
VENTLAX 焚き火トング

製品への拘りが深く、妥協をしない姿勢が多くのキャンパーか支持されている『VENTLAX』。焚き火トングにはバネをプラスして操作性を高めてある。真鍮パーツをわざわざサシこんでくるセンスと拘りには脱帽。
VENTLAX 焚き火サイドテーブル

燕三条製のアルミ天板は耐熱塗装済みでダッジオーブンやスキレットを直接おくことができる。脚は高さ調整&折りたたみができるので意外と薄くコンパクトに収納できるのもうれしい。焚き火をイジりながらサイドに置いておきたいサイズ感が◎
他にも 2WAY TAKIBIチェアワイドTCなど新製品も登場予定

チェア・テーブル・タープなど、今年も多数の新製品がスタンバイしているようなので、今後の動向が楽しみだ。気になる方はVENTLAX公式ページをマメにチェックしてみるといいことあるかも。

アウトドアで大活躍!超短時間で充電できるポータブル電源
ECO FLOW RIVER Plusリバープラス

最大10台のデバイスを同時に充電できるなかなか優秀なポタ電!特に気に入ったのが1時間で約80%充電できちゃうところ。キャンプの当日に「忘れてた!」ってなってもすぐ充電できるし、車で移動中にDCで充電するってのもOK!これでバッテリー難民になることはなさそうですね。
ECO FLOW Waveポータブルクーラー

電源がない屋外でも気軽に使えるポータブルクーラー。冷却能力は1.2kWと結構パワーあってスイッチONから冷風でてくるまで早い!バッテリーで8時間も稼働(冷却/送風モード:8時間)するのは驚き。キャンプはもちろんBBQや車中泊、もちろん自宅のリビングやガレージでも大活躍すること間違い無し。
自然へのダメージ”0(ゼロ)”を目指すギアの数々
tab. フィールドストーブトリゴン

常に自然へのダメージを考え製品開発をおこなっているtab.。最近のアウトドアブームもあってか、フィールドでは焚き火のトラブルが後を絶たない。こちらの製品はそんな問題を少しでも解決したいという想いから生まれた焚き火台『フィールドストーブトリゴン』。

焚き火の熱による地面への影響もほぼなく、トップに五徳をおけば調理だってできる。本体下部の回転扉で空気の量を調整できるなど薪スト的な要素もプラスされて面白い。

ソロキャンパー向けギア充実!お洒落&ミニマムスタイルを楽しもう!
海外ブランドからガレージブランドまで、今年はかなり多くのギアが発売されそうな予感。家電メーカーやスタートアップ企業など、あらゆる業界が参入してきて面白い一年になりそう。これからキャンプを始められる方も、キャンプスタイルを見直す方も、周りの声に流されることなく気に入ったギアを選んで楽しみましょう!
皆さん初めまして、CAMPLUS編集部のTakamotoです!最近のキャンプブームもあって、新しいプロダクトがたくさんリリースされて、もうワクワクがとまらない毎日です♪編集部では最新ギアの紹介を中心に紹介いたしますが、スタッフが自腹購入したギアレビューなんかも書いてくので、お時間ある方は是非見てくださいネ!