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シェルコンのカスタムに挑戦したライターのGURIOさんですが、使用しているうちに「荷物へのアクセス性が悪く、いまいち使いにくい…」と感じるように。そこで、再度見直しを行い天板をアップデート!改めてシェルコン天板DIYをご紹介します!
シェルコン内のギアへのアクセス性向上が目的

当初はシェルコンに天板をつけることで、収納コンテナだけでなくテーブル代わりにもなり便利になるはずでした。しかし、実際は思ったよりも使い勝手が悪いという結果に…。
実は、前回の天板製作時から「シェルコンに天板を装着するとギアを取り出すために天板を開くか、ずらす工夫を施す必要があるのでは…」と薄々気付いていたというGURIOさん。ただ、作業が複雑になるのが面倒だったために気付かないフリをした結果、今回のように二度手間になってしまいました。
今回のアップデートでは、スライド式を採用!実は観音開きタイプは、クオリティを上げるためには手持ちの工具のみでの製作が難しく、クオリティを下げると収納性が悪くなりそうだったため断念。しかし、スライド式であれば現状の天板を再利用できるのは大きなポイント!
いざ!スライド式天板にアップデート

【材料】
AIWAスライドレール AP-1120C(246mm)2本入り
(ストローク長172㎜・耐荷重10㎏)
無垢材(17×25×295mm)2本
ダイソー磁石6個入り 2個
平頭ネジ(タッピングΦ5mm×15mm程度)4本
まずはスライド機能を追加するために、ホームセンターでスライドレールを購入。今回購入したサイズ以外にも数種類がありましたが、これ以上大きなサイズにするとシェルコンの幅よりも大きくなってしまうため断念。ただ、ストローク長は172㎜あるため、シェルコン内の荷物へのアクセスは問題なく可能です。

スライドレールの台座は、手元にあった廃材の無垢材を再利用。台座の長さはシェルコンの内寸幅に合わせて29.5cm程度にし、本体角のアールに沿うようにヤスリで加工しました。
次に、ドリルピットで磁石を固定するための穴を5mm程度掘って、ダイソーで購入した磁石を接着剤で固定します。最後に、平頭ネジでスライドレールと台座を固定したら完成ですが、台座の中央に固定するよりもどちらか一方に寄せて固定した方がより多く天板がスライドするため、2~3㎝ずらして固定しました。
キャンプで実際に使用してみた結果手直し

「よし!完成!」と実際にキャンプで使用した結果、磁石だけでは天板の重さを支えきれずにずり落ちてしまったため、手直しすることに。

対策として電気配線を固定するさいに使われるステップル(16mm幅)をホームセンターにて購入。このようにステップルの頭が5mm程飛び出るように台座へ打ち込みます。廃材を使用したり、不細工な加工だったりと目も当てられない仕上がりですが…DIYはみんな自己満足ということで!
装着するとシェルコン内のギアにアクセスしやすい!

実際に装着してスライドチェック!

全開にすると、想像以上にシェルコン内のギアにアクセスしやすくなりました!ただ、スライドレールを片側に寄せて固定したため、もう一方へはあまりスライドしませんが問題なく使用でき大満足の結果となりました♫
DIYは苦手な方におすすめなシェルコン天板
残念ながらDIYはなんだか苦手って方には、ガレージブランドよりあらゆる天板が販売されているのでチェックしてみてみよう!
落ち着いたステッカーチューンが好感度大なシェルコンカスタム。H&Oのウイングトップとの相性も抜群ですね。スライドタイプの天板も良いですが、いきつくところはやはりここかなっと♫
シェルコンの天板になるAS2OV×TheArthの万能木製パレット。側面のステンレスの脚と天板をセットするとテーブルにも。
とにかく早くカッコいい天板が欲しい人は、国内のガレージブランドやセレクトショップからコラボタイプなど多数登場しているので検討してみては?ただし超絶人気ギアが多いため、店頭に在庫があれば即購入をおすすめする。
シェルコンDIYカスタムはとにかく楽しい!

キャンプ道具のDIYは初心者でも意外とチャレンジしやすく、有名なガレージブランドさん達も元をたどれば「キャンプで使いやすいギアが欲しい」という想いを叶えるべく、DIYからスタートしています。
出来栄えが良いとはいえなくても、細部の仕上がり具合を見ながら楽しく作ることこそがDIYの醍醐味!シェルコンを持っているなら、ぜひDIYカスタムに挑戦してみてくださいね♫


テント泊登山をメインに、キャンプ・釣り・スキーと1年中アウトドアを楽しんでいます。好きなものは、自然の中で過ごす時間とお酒。キャンプの楽しみを全力で発信していきます!