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手のひらサイズの『リトルランプ ノクターン』
『リトルランプ ノクターン』は、スノーピークから現在発売されている次の3つのガスランタンの中でも、最も小さいガスランタンです。
- ギガパワー BFランタン
- ギガパワーランタン 天 オート
- リトルランプ ノクターン(本記事で紹介)
基本情報
サイズ | 42×40×105(h)mm |
重量 | 102g |
材質 | アルミニウム合金、ブラス、ゴム、ガラス、ステンレス鋼 |


『リトルランプ ノクターン』はプラスチックのケースに入っています。

ランタン本体のサイズは「手のひらサイズ」。本体だけなら胸ポケットに入れて持ち運べるぐらいの大きさです。

ちなみにケースの上蓋と底には衝撃を抑えるスポンジが貼り付けられています。外に持ち出して使うことが多いガラス製品なので、こういった配慮は嬉しいポイントですね。
【使い方と注意点】点火方法はとても簡単!

これから点火方法を説明していきますが、使用するガス缶について先に紹介しておきます。使うガス缶は必ずスノーピーク製のガス缶を使うようにしましょう。他社製のガス缶だとガスの混合比率が異なっている場合があるので危険です。
スノーピークからは2タイプ/3サイズ
- ギガパワーガス(110/250/500)プロイソ(金缶)
- ギガパワーガス(110/250/500)イソ(銀缶)
2種類で各3サイズのOD缶が販売されていますが、『リトルランプ ノクターン』は両方のガス缶に対応しています。なお、CB缶は非対応となっています。
また、OD缶内燃料の種類や配合は異なっていてため、外気温が10℃より高い場合はギガパワーガスイソ、それより低い気温の場合はプロイソを使用することをおすすめします。


では点火方法について説明していきます。

まずは元栓(器具栓ツマミ)がきちんとマイナス方向に閉まっているか確認します。
ここが開いた状態のままガス缶を付けようとすると、シューっという音と共にガスが外に漏れ出して非常に危険です。必ずチェックするようにしてください。
閉まっていることが確認できたらガス缶を取り付けます。

次にライターに火をつけて本体の着火口に近づけながら、元栓(器具栓ツマミ)を開放して点火します。チャッカマンなどを使うとストレスなく着火できますよ。

逆によくキャンパーが持っているターボライターを使うと炎の勢いが強すぎて、ランタン本体を痛めてしまう場合があるので注意してください。

火の調整に関しては器具栓ツマミではなく、ランタンの根元に付いている火力調整ダイヤルを回して調整します。炎を大きくするには反時計回りに、逆に小さくするには時計回りに回します。
光量(火力)調整

楽しいキャンプで火傷などをしないためにも、グローブから火が出ないぐらいで使うようにしましょう(※メーカーも推奨)
『リトルランプ ノクターン』の3つの特徴と注意点
【特徴1】雰囲気重視の優しい光

メインランタンとしては光量不足ですが、『リトルランプ ノクターン』はキャンドルサイズの小さな炎で周囲を暖かく照らしてくれます。あまりに明るすぎると夜の雰囲気が台無しですし、逆に暗すぎると実用性がありませんよね。
『リトルランプ ノクターン』は、テーブル上や手元をほど良く照らすサブランタンとして活躍してくれます。
【特徴2】揺らめく炎の癒し効果が抜群

LEDランタンは便利で扱いやすく、非常に明るいモデルもたくさん発売されているので、多くのキャンパーから人気があります。
ですが、やはりリアルな炎の方が雰囲気は上。『リトルランプ ノクターン』の小さな揺らめく炎を見ているだけで、とても癒されますよ。個人的にはとてもお酒がすすみます^^
【特徴3】ガスの消費量が少なくコスパが良い

『リトルランプ ノクターン』は1時間にわずか7gしかガスを消費しません。そのため一番小さなOD缶(110サイズ)であっても、理論上は15時間以上点灯し続けられることになります(外気温や使用環境によります)
キャンプでは中途半端に中身が残っているガス缶を『リトルランプ ノクターン』に取り付けて、ガスを全て使い切るといった使い方をすることが個人的に多いです。
【注意点】風には弱いので少し注意
最後に1つ注意点を。
マントルを使ったランタンと違って『リトルランプ ノクターン』は風にとても弱いです。少し強い風が吹いている状態で使うと、すぐに消えてしまいます。
風が強い日は使うのを止めるか、風が当たりづらい場所で使うようにしましょう。
『リトルランプ ノクターン』以外のキャンドルランタン3選
今ではスノーピークの『リトルランプ ノクターン』以外にも、各メーカーからキャンドルランタンがたくさん発売されています。
キャンパーから人気のランタンを紹介しておきますね。
- ルミエールランタン(コールマン)
- エジソン ランタン(ミニマルワークス)
- ヒノト(ソト)※2021年3月下旬発売予定
どれも雰囲気のある優しい光のランタンなので、併せてチェックしてみてください。
特にソトのヒノトはガス缶につけて使うこともできますし、充填式の専用タンクにガスを入れて使うこともできる2Way仕様になっています。どれにするか悩んでいる時間も楽しいですよね^^

夜のムードを盛り上げる『リトルランプ ノクターン』

スノーピークの『リトルランプ ノクターン』について、その使い方や魅力を紹介してきました。無くても問題ないけど、あったらあったで夜の雰囲気をワンランク高めてくれるアイテム。
軽量で使い方も簡単なので、女性キャンパーさんや荷物をミニマムにしたいUL系キャンパーさんにもオススメできます。スノーピーク製品の中ではお値段も手頃な点も魅力。ぜひ1つ持っておくと良いと思いますよ!

キャンプにハマった大阪在住30代。SnowPeakやUNIFLAMEに始まり、ガレージブランドにも手を出して「沼」に絶賛ハマり中(^^)今では年間20〜30泊程度出撃してます!キャンプ用品紹介やキャンプ場レポのBlogやSNSも運営中。皆さん、キャンプにガンガン行きましょー!