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金属加工の街で1点1点職人の手によって鍛え抜かれた鉈
金属加工への思い入れが強い三条市の職人達によって鍛えられた刃は、全て鍛造鋼付といった特殊技術で加工されており、例え切れ味が落ちてしまっても研げば簡単に元の切れ味を取り戻すことができる。
対して市場に出回っている多くの鉈は、全鋼で安価な一方で刃が硬く、切れ味を高めるには研ぐ時間と技術力が求められる。
『TEPPA(てっぱ)』の鉈シリーズには職人の技術力が求められるが故に生産性は高いとはいえないが、手間暇かけて生み出された1本は、まさに切れ味とメンテナンス性を両立させた一生物といえる。
握りやすい柄は力を入れず振り下ろせる
樫の木で仕上げられた柄はサラっとしており、硬くしっかりと手に馴染む。エンド部分の引っ掛かりは無理な力をかけずに鉈を振り下ろすことができグリップ感もアップ。
越後を代表する山々の名を冠した4モデル
粟-awa-<細薪割/枝打用> 両刃
新潟の二百名山”粟ケ岳”から名付けられた両刃鉈。小さな薪割りや枝打ちに最適なサイズ。刃先は厚くて重みがあるので、振り下ろすだけで鋭い切れ味を体感できます。
商品詳細
メーカー | TEPPA(てっぱ) |
商品名 | 粟-awa- |
サイズ | 全長370mm 刃渡り:165mm 刃厚:7mm 柄:195mm |
重量 | 548g |
素材 | 刃物用炭素鋼、軟鉄、樫 |
付属品 | 専用革ケース(いずれか一色) カラー:レッド・オリーブドラブ・インディゴ |
原産国 | 日本 三条 |
定価 | ¥11,000(税込) 専用ケース:¥2,200(税込) |
守門 -sumon-<薪割用> 両刃
名峰”守門岳”より名をとった両刃の薪割り用鉈。刃に厚みがあって自重もあるので振り下ろすだけで容易にまっすぐ薪が割ることができます。硬めの樫でできた長めの柄は両手でも持ちやすくなっている。
メーカー | TEPPA(てっぱ) |
商品名 | 守門 -sumon- |
サイズ | 全長380mm 刃渡り:135mm 刃厚:9mm 柄:245mm |
重量 | 874g |
素材 | 刃物用炭素鋼、軟鉄、樫 |
付属品 | 専用革ケース付き付(いずれか一色) カラー:レッド・オリーブドラブ・インディゴ |
原産国 | 日本 三条 |
定価 | ¥12,100(税込) 専用ケース:¥2,200(税込) |
弥彦-yahiko-<細薪割/枝打用> 両刃
こちらは越後名山”弥彦山”から名付けられた両刃鉈。先端の突起で落ちている枝や薪を集めたりできるほか、打ち下ろした際に刃を地面などから回る役割もある。厚みの両刃薪に対してまっすぐ入るので、小さな薪をスムーズに割ることができます。
メーカー | TEPPA(てっぱ) |
商品名 | 弥彦-yahiko- |
サイズ | 全長330mm 刃渡り130mm 刃厚:5mm 柄:195mm |
重量 | 394g |
素材 | 刃物用炭素鋼、軟鉄、樫 |
付属品 | 専用革ケース付き付(いずれか一色) カラー:レッド・オリーブドラブ・インディゴ |
原産国 | 日本 三条 |
定価 | ¥9,350(税込) 専用ケース:¥1,980(税込) |
角田-kakuta-<切削用> 片刃
越後名山”角田山”より名付けられた片刃鉈。他の鉈と違い刃先が鋭く、小枝打ちや雑草の切り払いといった「切る・削る」の作業に適したモデルです。握りやすい柄はエンド部分のコブによりすっぽ抜けを防止してくれる。
メーカー | TEPPA(てっぱ) |
商品名 | 角田-kakuta- |
サイズ | 全長260mm 刃渡り110mm 刃厚:5mm 柄:145mm |
重量 | 214g |
素材 | 刃物用炭素鋼、軟鉄、樫 |
付属品 | 専用革ケース付き付(いずれか一色) カラー:レッド・オリーブドラブ・インディゴ |
原産国 | 日本 三条 |
定価 | 本体 ¥7,150(税込) 専用ケース:¥1,650(税込) |
山の稜線をイメージした独特な専用ケース
TEPPAの革ケースは山の稜線をイメージした独特のカットが特徴的だ。三条の職人達が生み出したこだわりの鉈だけに、ケースにもこだわりを感じる。カラーは全モデル共に3色展開となっているので、購入時に希望のカラーを選ぼう。
粟-awa- のみ腰鞘(こしさや)もラインアップ
専用腰鞘 インディゴ ¥2,640(税込)
三条の職人に丁寧に仕上げられた鉈はまさに一生物
最近ではキャンプブームもあってか、男女問わず斧や鉈といったギアを購入して、焚き火やブッシュクラフトを楽しむユーザーが増えました。その反面、流行りで始めたことで大切な知識が備わっっておらず、斧や鉈を適材適所で使い分けができず、ケガをするユーザーも少なくありません。
今回発売された『TEPPA -てっぱ-』は用途に合わせてラインナップも豊富に揃えられているので、この機会に自身の使い方にマッチした”本物の一本”を手にしてほしい。
山に沈む夕日を見ると、ドヴォルザークのあのメロディを思い出す。山間部の森林が自分の生息地と信じてやまない私です。が、実は陸へ上がった河童の如く丘キャンパーとの噂あり。水を得た魚となるのはいつの日か。