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一度見たら忘れられないオガワ『 オーナーロッジタイプ 52R』は実用性も最高のテントだった

オガワ_オーナーロッジタイプ52R
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蝉も泣き始め、夏も本番になりました。1年間キャンプをして思うのは、夏のキャンプは過酷だということ。夏こそ設営、撤収は簡単なものに限ります。今回紹介するオガワ『 オーナーロッジタイプ 52R』ですが、”ロッジ型テント = 建てにくい ”というイメージをくつがえしてくれた代物です。他にもたくさんの魅力が詰まっているので徹底解説していきます!

『 オーナーロッジタイプ 52R』ってどんなテント?

オガワ_オーナーロッジタイプ52R

テントといっても様々な種類のテントがありますが、今回紹介する『 オーナーロッジタイプ 52R』はロッジ型テントに分類されます。ロッジ型テントは鉄骨テントと呼ばれることもあります。

まるでお家のような見た目が特徴的で、レトロでお洒落な印象が持てます。ロッジ型の印象として「建てにくい」と思っている方も多いのですが、構造は以外にもシンプルで、簡単に設営が可能です。

さらに住居性も抜群で無駄なくスペースを活用できます。鉄骨というだけあって重さがありますが、その分ポールも頑丈で壊れにくいです。そんな魅力たっぷりのテントです。

大きさと使用感

我が家は4人家族で使用しておりますが、家族+荷物をいれてもゆとりが持てる広さです。テント自体の背も高いので子どもを抱っこしたまま立てますし、背の高い方でも中腰になることなく、とても快適に過ごせます。

普段は使用していて狭く感じることはありませんが、雨などのキャンプでおこもりするとなると、子供もいるため窮屈に感じる場合もあります。

リビングスペースが欲しい場合

オガワ_オーナーロッジタイプ52R

グループキャンプなどで利用する場合は、写真のように『 オーナーロッジタイプ 52R』は寝室として、他のテントやタープにリビング部分を担ってもらうという使い方も良いかと思います。

このサイトレイアウトだと、かなりゆったりできるので気に入っています。

商品詳細

メーカーオガワ
商品名オーナーロッジタイプ 52R
サイズ使用時:(約)幅310×奥行260×高さ210㎝
収納時:(約)幅82×奥行24×高さ36㎝
重量約16.9㎏
素材フライ:ポリエステル210d(耐水圧1800㎜)
インナーテント:ポリエステル68d、TC
インナーテントフロアー:ポリエステル210d(耐水圧1800㎜)
フレーム:スチールΦ22㎜
※メーカー様にて商品改良により重量・サイズ・色・価格など設定が変更されている場合がございます。ご購入の際は、メーカー様・販売店様にご確認ください。

『 オーナーロッジタイプ 52R』の設営方法

建てやすいと言えど重たいポールに特殊な骨組み…建て方の検討がつかないと感じる方も多いかと思われますが、流れさえつかめば簡単です。まずは画像を交えながら簡単に説明していきます。

オガワ_オーナーロッジタイプ52R_フレーム

フレームには色のついたジョイントがあるもの(屋根部分)と、シンプルなポール(四隅の柱部分)の二種類があります。まずはこのポールを組んでいくだけ!色のついたプラスチック部分にはめ込むのは少々力がいりますが、ここさえクリアすれば後は簡単です。

オガワ_オーナーロッジタイプ52R_フレーム組み立て

赤は真ん中で、青と白はそれぞれが対角になるように組みます。この時足の部分は一本折り込み、骨組みの背を低くすることでフライを被せやすくします。

オガワ_オーナーロッジタイプ52R_フレーム組み立て

組んだポールの上にフライシートをかけます。その際ポールの上で広げるとフライシートが汚れずに済みます。

オガワ_オーナーロッジタイプ52R

フライシートをつけるとこんな感じになります。折り込んでおいた足も立ててフライを骨組みに固定します。

オガワ_オーナーロッジタイプ52R

インナーテントを取りつけてペグを打って完成となります。風の強い日はさらにガイロープなどを使用します。

頑丈なテントだけど強風に注意

出典:Instagram(@camimap__)

風に強いロッジ型テントですが、それは建てた後の話です。強風時の設営では風の影響を受けやすいため注意が必要です。

特にフライを被せると風を受ける面積が増し、飛ばされそうになるのでタイミングを見計らって進めていきましょう。フライシートの窓を開けて、風を逃がしてあげるという方法も良いのではないでしょうか。

『 オーナーロッジタイプ 52R』のフレームはスチール素材で非常に丈夫ではありますが、強風時などでは残念ながら折れ曲がってしまったり、またプラスチックの部分が割れしまうこともあるため気を付けましょう。

このことからもお分かりいただいたと思われますが、風が強く吹く日の使用はおススメしません。急な強風などでやむを得ない場合は、必ずガイロープなどで固定し強度を高めましょう。

後ろは跳ね上げも可能

オガワ_オーナーロッジタイプ52R_背面イメージ

これはオーナーロッジの後ろ部分。跳ね上げて使用すると簡易のリビングを作ることも可能です。家族四人では日除け部分が小さいため狭く感じますが、お手軽キャンプの際に活躍するスタイルです。

タープを張る必要がないため設営・撤収もかなり楽チンでお気に入りです。

『 オーナーロッジタイプ 52R』でオガワ張りしてみた

オガワ_オーナーロッジタイプ52R_タープ連結

オガワが編み出したオガワ張り。タープとテントをつなげるように張り一体感の出る張り方です。こちらは『 オーナーロッジタイプ 52R』とシステムタープヘキサDXを使用してデイキャンプをした際のイメージです。システムタープヘキサDXにはセッティングテープが付属していて、それを使用してオガワ張りをします。タープがテントの背まで上げられて、タープ下の面積がかなり広く使用できます。空間を最大限に利用できるオガワ張りはかなり快適でファミキャンやグルキャンにもってこいの張り方です。

付属品とオプション品

張り網(ガイロープ)、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋など、設営に必要な物は全て付属しています。特にハンマーはしっかりしていて買い替えの心配もありません。なお、付属のペグは砂利などのサイトでは曲がってしまうこともあるので、別途市販されている鍛造ペグを用意したほうがよさそうですね。

グランドシートは付属されていないため、オプションで別途購入することをおすすめします。オガワテント用PVCマルチシート(グランドシート)はとても分厚く作りが良くて感動しました。PVC素材は水に強く耐水圧は脅威の10000mm以上!大雨でも浸水の恐れなしなのでとても心強いですね。

また、地面の状態が悪くてインナー床面がデコボコする場合は、オプションのグランドマットをインナーテントに敷くとデコボコ感や、地面からの冷気を緩和してくれるのでシーンにあわせてプラスしてみるのもいいですね。

TC素材バージョンも登場!

オガワ_オーナーロッジ タイプ52R T/C
出典:オガワ公式

商品詳細

メーカーオガワ
商品名オーナーロッジ タイプ52R T/C
サイズ使用時:(約)幅310×奥行260×高さ208㎝
収納時:84x30x44cm
重量約18.7kg
付属品重量:約2.5kg
内容:フライ 約4.8kg
  :インナーテント 約4.6kg
  :ポール 約9.3kg
素材フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
   :T/C(耐水圧350mm)
インナーテント:T/C
グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
フレーム:スチールΦ22mm
※メーカー様にて商品改良により重量・サイズ・色・価格など設定が変更されている場合がございます。ご購入の際は、メーカー様・販売店様にご確認ください。

2021年はTCタイプも要注目です

オガワ_オーナーロッジタイプ52R

2021年『 オーナーロッジタイプ 52R』にT/C素材が満を持して登場しました。T/C素材の風合いと白を基調としたデザインがとてもおしゃれで早くも大人気ですね。

T/Cは通気性・保温性に優れた素材で雰囲気だけでなく実用性も抜群です。夏は涼しく快適に、冬は暖かくすごせるのもT/C素材の魅力です。

設営や素材以外の作りは通常モデルと同じです。9月に入荷予定(2021年6月末時点)のようですので狙っている方は是非チェックしてみてください。

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