焚き火の高まる需要!焚き火には心と体を癒す効果も!

キャンプの醍醐味とも言える焚き火。炎を眺めゆっくりと過ぎる時間を楽しめますよね。最近ではキャンプ場に行くと、あちらこちらで焚き火を囲んで談笑する光景をよく目にするようになりました。
焚き火には人をリラックスさせる効果もあるようで、焚き火の炎を永遠と流すだけのYouTube動画もあり、多方面でも需要が増えています。
今回ご紹介するユニフレームの『薪グリル』が発売された当初しばらくは、一時期入手困難となるほどの人気っぷりでした。その人気は衰退することなく、今もなお愛用者の輪を広げるほどです。CAMPLUS編集スタッフも『薪グリル』愛用者の1人です。
実際『薪グリル』を使用したレビューを織り交ぜつつ、人気の秘密をひも解いていきます。
焚き火もグリルも二刀流の使い方ができる『薪グリル』

2021年3月現時点での『薪グリル』ラインナップは3種類。『薪グリル』『薪グリルラージ』『薪グリルsolo』とありますが、サイズ感や重さが異なるだけで使い方や機能に大きな違いはありません。
最初に発売されたのは画像中央の『薪グリル』です。そして、利用者の要望があったこともあり、後に約1.5倍ほど大きいサイズ『薪グリル ラージ』が誕生。その後、ソロキャンパーの増加に応える形で、2020年に小さなサイズ『薪グリルsolo』が誕生しました。
薪グリルの魅力は焚火と料理を同時に楽しめるところ

『薪グリル』が人気となった理由の1つは、焚き火台としてグリル台として、二刀流の使い方が楽しめるところではないでしょうか?
焚き火の炎を眺めながら、料理を堪能する。これぞキャンプの醍醐味といっても過言ではありません。
料理が終われば焚火台として、薪をくべ火を育てながらお酒やアルコールを飲みつつ暖をとるなど、二刀流の使い方が楽しめます。
組み立て簡単!機能性や耐久性に優れた『薪グリル』

『薪グリル』は折りたたむと厚さは約65mm、重量は3.6kg程度と「コンパクトなのにドンドン薪を入れて大丈夫?」と心配になるところですが、その点も問題ありません。
材質は”ステンレス鋼”と呼ばれる、錆びにくく耐久性に優れた特徴を持つ素材が採用されていることもあってか、耐久性も非常に高く、編集スタッフも2年間愛用しているようですが錆や変形はありません。
組み立て方は、かなり簡単!

①本体を広げる
②本体左右の穴部分に灰受けのL字型フックをはめ込む
③灰受け中央にロストルをセット
④ゴトクの高さを調節(3段階)
たった4ステップでセッティングが完了です。
厳冬期には特に助かる輻射熱効果

『薪グリル』のおすすめしたいポイントは、灰受けの周囲がコの字型に囲まれることで炎の熱が反射され、輻射熱効果でかなり暖かくなります。なお『薪グリル』は輻射熱を利用することで大きな暖房効果を得ているため、焚火台を挟んで対面にいる人には、輻射熱効果はほとんどありません。
ファミリーやグループでの利用を予定している場合は、焚火台を中心に360°暖がとれる同社のファイアグリルをおすすめします。

料理をしながら湿った薪を乾燥

灰受け下側スペースには薪を収納できます。これは単に薪を収納するためだけのスペースではなく、湿った薪を乾燥させたり、熱による地面への影響を防ぐためです。
薪は見た目以上に湿っていることが多く、約2年程度乾燥させた薪を使用すると、爆ぜたり、煙ばかりで燃えないといったことも防げます。できる限り乾燥させることが、快適な焚き火を楽しむ秘訣といえます。
グリルとしても手軽に使えて便利

『薪グリル』の特徴は輻射熱による暖房効果ですが、実はそれ以上に注目されているのがグリルとしての機能ではないでしょうか。
他の焚火台は、網や五徳をのせることでグリルとして利用できますが、『薪グリル』は最初から五徳をセットして、料理や焚き火を両方楽しめます。また五徳の強度も高く、12インチのダッジオーブンをのせても安心して調理に専念できます。
同シリーズの『薪グリルラージ』では、左右のサイズも大きく、例えば左右で薪や炭の量を調整して、弱火で煮物、強火でお湯を沸かすなどの使い分けもできて便利ですよ。
薪や炭を手前より手軽に投入でき、また五徳の高さをも三段階に調整できることから色々な調理に挑戦できるところも、愛用者が続出する理由の一つといえます。
キャンプデビューしたての自称”女子キャンパー”のトッキーです。小動物と遊んでいる時や、設営後に呑む1本が至福の喜びです。ただいまソロギアや焚き火に強いアウターを物色中♪