アメリカの食品業界を支えてきたAOクーラーズ

1990年に「American Outdoors Coolers」としてアメリカで創業。食品業界向けに専用クーラーを販売していたが、その性能の高さが一部の一般ユーザーの間で話題となったことがきっかけで、瞬く間にアメリカ全土に拡大。同社はブランド名を「AOクーラーズ」に変更して一般ユーザーへの販売を本格的にスタート。

2017年より本格的に日本上陸、徐々にその性能の高さが認められていくなか、今回紹介するモッシーオーク社の生地を採用した「ハンターシリーズ」の登場により一気に注目されることに。
今回は筆者が自腹購入したハンターシリーズ「キャンバスソフトクーラー24パック」をベースに、何故ここまで注目を集めているのかをまとめてみました。
定番の人気シリーズ「キャンバスソフトクーラー」

厚手のキャンバス生地を採用したカジュアルなデザイン。生地がしっかりしているからヨゴれてもガシガシ洗えそうだし、本体は肉厚があって”いかにも”ってくらい断熱効果が高そうだ。
サイズやカラーバリエーションが豊富なのが嬉しい
カラーはシリーズや各サイズごとにラインアップされており、定番人気の「キャンバスシリーズ」にはモノトーンなブラックやチャコール、落ち着いたネイビー、そしてビビットなレッドやオレンジ、あと新色のサンドトープと豊富な6色展開。本体中央にはトリコロールカラーのAOクーラーズロゴが配されているのが特徴的だ。
キャンバスシリーズ商品情報
商品名 | 6パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅25×高さ17×奥行17cm |
重量 | 680g |
容量 | 5.7L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×6本+約0.9kgの氷 |
カラー | ブラック・レッド |
定価 | ¥6,800(税別) |
商品名 | 12パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅36×高さ30×奥行18cm |
重量 | 907g |
容量 | 11L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×12本+約2.2kgの氷 |
カラー | チャコール・ネイビー・ブラック・レッド・オレンジ・サンドトープ |
定価 | ¥8,800(税別) |
商品名 | 24パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅43×高さ30×奥行25cm |
重量 | 1360g |
容量 | 23L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×24本+約6.3kgの氷 |
カラー | オレンジ、チャコール、ネイビー、ブラック、レッド、ネイビー×レッド |
定価 | ¥12,500(税別) |
商品名 | 36パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅53×高さ30×奥行25cm |
重量 | 1633g |
容量 | 34L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×36本+約6.3kgの氷 |
カラー | ブラック |
定価 | ¥14,500(税別) |
商品名 | 48パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅53×高さ33×奥行33cm |
重量 | 2087g |
容量 | 45L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×48本+約11.3kgの氷 |
カラー | ブラック |
定価 | ¥16,000(税別) |
モッシーオークシリーズ商品情報
商品名 | 12パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅36×高さ30×奥行18cm |
重量 | 907g |
容量 | 11L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×12本+約2.2kgの氷 |
カラー | ブレイクアップ |
定価 | ¥11,500(税別) |
24パック キャンバスソフトクーラー
商品名 | 24パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅43×高さ30×奥行25cm |
重量 | 1360g |
容量 | 23L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×24本+約6.3kgの氷 |
カラー | ブレイクアップ |
定価 | ¥15,500(税別) |
商品名 | 36パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅53×高さ30×奥行25cm |
重量 | 1633g |
容量 | 34L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×36本+約6.3kgの氷 |
カラー | ブレイクアップ |
定価 | ¥17,500(税別) |
商品名 | 48パック キャンバスソフトクーラー |
サイズ | 幅53×高さ33×奥行33cm |
重量 | 2087g |
容量 | 45L |
材質 | ナイロン、ポリエチレン・ポリエステル |
収容参考データ | 350ml缶×48本+約11.3kgの氷 |
カラー | ブレイクアップ |
定価 | ¥19,500(税別) |
キャンバスシリーズやモッシーオークシリーズは本体ベースが同様であり、性能面については何ら変わりはありません。また両シリーズともに、本体側面の左右にポケットが備わっているデラックスシリーズも展開されているので、気になる方はAOクーラーズの販売元である株式会社ビックウイングのサイトをチェックして欲しい。
モッシーオーク社のブレイクアップ柄をチョイス

今回購入した「ハンターシリーズ」には、狩猟用アパレルとして人気の高いモッシーオーク社のブレイクアップ柄がチョイスされており、今夏のアウトドアシーンにおいて最も胸アツな注目カラーといえます。
筆者は行きつけのセレクトショップで見かけた時に、ガツンとヤラれてしまって気がついた時にはお持ち帰りしてました。
クールで無骨感漂うブレイクアップ柄は、裁断位置により柄が微妙に異なり、二つとして同じ物はないことから、さらに物欲キャンパーの所有感を高めてくれます。
限定感さえただようモノトーン調ロゴが好印象

本体中央に配されたAOクーラーズのロゴマーク。通常はトリコリールカラーのロゴだが、ハンターシリーズはモノトーンカラーとなっており、落ち着いた色合いが全体のデザインに溶け込んでかなり好印象だ。
常識を超えた脅威の保冷力

クーラーボックスの性能は断熱材の厚みで大きく変化するといわれています。AOクーラーズの断熱材の厚さは19mmと一般的なソフトクーラーの約3倍、保冷力は競合他社の2倍と脅威的な数値を叩き出しており、その保冷力の高さはハードクーラーに匹敵するほどです。
断熱保冷を極めた5層構造

高密度のポリエチレンフォームを採用することで、他社を寄せ付けない圧倒的な保冷力を発揮。

インナーにはウォーターベッドにも使われる高品質なビニールライナー1枚物を丸っと採用。縫製部分が無く、外部に冷気が漏れにくい構造だから保冷効果をさらに高めてくれます。
アメリカの食品業界で不動の地位を獲得できたのは、見た目のクールさだけではなく、ライバルを寄せ付けない抜群の保冷力を生み出した5層構造にあるといっても過言ではないでしょう。
氷が溶けても水漏れなしの安心感

高品質なビニールライナーを採用しているので、氷が溶けても水が漏れることはありません。コンビニで購入した氷を直入れしたあとに、キャンプ場で車の中がグッショリだと、せっかくの楽しいキャンプも台無しですよね。
保冷剤なしで30℃超えの室内に放置

部屋の温度が27℃の時にキャンバスソフトクーラーへアイスを投入。1時間放置すると部屋の温度は30℃と上がっており、「いくらなんでも殆ど溶けているだろう・・・」っと確認したところ、この様に形を維持できていたのには驚かされました。
24時間経っても余裕の保冷効果

気温が最大45℃まで上昇するなかキャンプ場でもテストをしてみました。結果は予想を超えたものとなり、24時間経っても中の飲み物は冷たさをキープ、ハードクーラーに迫る保冷力だと実感しました。
保冷剤はロゴスの氷点下パック(L1個・M1個)を投入。他に冷蔵庫で冷やしておいた缶ビール6本、2Lペット1本、冷凍お好み焼き1個を投入しましたが、24時間程度なら全く問題なく保冷効果が得られました。
保冷剤を追加すれば真夏の2連泊なんてのも可能だと思われます。
ネットのレビューなども見てみても・・・・
遠いキャンプ場へ行く為保冷力のあるクーラーボックスを探していました!皆さんの口コミ通り 最強!! 夜中の2時に出発し次の日の夜7時のBBQまで肉は半解凍状態でした!
出典:Amazon
タイトル通り、ソフトでは保冷力最強クラスだと思います。2泊3日のキャンプで、ペットボトルを凍らせた物が3日目の朝に冷たい水になっている感じです。数あるソフトを試してきましたが一番良いと思います。
出典:Amazon
もちろん、クーラーボックスは日陰で使用、また無駄に開けて冷気を逃さないことなど配慮しなければ、どんな高機能なクーラーボックスでも保冷力は一気にダウンするので注意が必要だ。
皆さん初めまして、CAMPLUS編集部のTakamotoです!最近のキャンプブームもあって、新しいプロダクトがたくさんリリースされて、もうワクワクがとまらない毎日です♪編集部では最新ギアの紹介を中心に紹介いたしますが、スタッフが自腹購入したギアレビューなんかも書いてくので、お時間ある方は是非見てくださいネ!