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ゼインアーツ・ゼクーLはオールシーズン快適のラージサイズシェルターだった!

ゼクーL ゼインアーツ シェルター

みなさんこんにちは!気温も随分と暖かくなり、各地で夏日が観察されることも多くなりました。これからキャンプに挑戦する方も多いはず…そんな方に是非知っておいて欲しい、キャンプ界期待の星であるゼインアーツ社の『ゼクー』。独特な見た目と裏腹な機能性で、ワンポールテントのメリットはそのままに、デメリットを解消した全く新しいテントになっています。持っていて損はない優秀なテント、是非ご検討下さい!

『ゼクーL』の基本情報

「ゼインアーツ」がアツい

まだまだ新しいブランドであるにも関わらず、キャンプ界に確実に爪痕を残していく「ゼインアーツ」。デビューした2019年に4種類のテントを発表し、いずれも初回ロットは即完売。機能美とデザイン性どちらも妥協しない、こだわり抜かれたプロダクトはまさに「ARTS」ではないだろうか。

代表兼トータルプロデューサーの小杉氏はスノーピーク出身。業界歴30年の経験で培ってきた、アウトドアならではの知識や、妥協を許さない機能性・デザイン美・価格は彼にしか作り出せないであろう物ばかり。最近では毎日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」にも出演を果たすなど、今後の活躍もますます目が離せない。

基本情報

ゼクーLと車 シルエット

『ゼクーL』はラージサイズのワンポールシェルターで、独特な美しさと機能性が備わった人気のテントです。

サイズ使用時:540×470×285cm
収納時:80×30×30cm
重量総重量:14kg (リビングシート:2kg)
材質
本体
:75Dシリコーンポリエステルリップ・遮光PU加工(耐水圧1,500mm)
リビングシート:150Dポリエステルオックス・PU加工(耐水圧1,500mm)
センターポール:A6061・φ32mm・全長285cm
エクステンションフレーム:A6061・φ16mm
トライアングルハンガー:ポリプロピレン
Yペグ:ジュラルミン・25cm
3.5mロープ:ポリプロピレン・φ4mm
2mロープ:ポリプロピレン・φ4mm
キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース:150Dポリエステルオックス
セット内容本体×1、リビングシート×1、センターポール×1、エクステンションフレーム×3、
トライアングルハンガー×1、Yペグ×12、3.5mロープ×15、2mロープ×3、
キャリーバッグ/ポールケース/ペグ・ロープケース×各1
価格98,780円(税込み) ※2022年5月現在
※メーカー様にて商品改良により重量・サイズ・色・価格など設定が変更されている場合がございます。ご購入の際は、メーカー様・販売店様にご確認ください。

『ゼクー』M・Lの違いって?

ゼクーLとゼクーM

『ゼクーL』には一回り小さいサイズのMも存在します。私たちは4人家族で、いわゆるファミリーキャンプでの使用を目的としたため『ゼクーL』を購入。形はそのままに大きさの違いがあるMとLですが、実際のサイズを比較していこうと思います。

ゼクーM ゼインアーツ シャルター ワンポールテント
出典:ZANE ARTS 
出典:ZANE ARTS
ゼクーMゼクーL
高さ250cm285cm
面積440×380cm540×470cm
半径220cm270cm
辺の長さ220cm270cm

ゼクーMでも充分に大きいテントになりますが、寝室とリビングスペースを確保するには2人がベストといえるサイズ感でしょう。4人家族の私たちはゼクーLで丁度良い広さで、知人のゼクーMと比較した際も、4人家族だと狭くなるどろうと感じました。

また、サイドの立ち上がりであるエクステンションフレームはMは140cm、Lは170cmとなっています。これは出入口の高さにもなります。Mの場合大人は少し屈んで出入りする必要があります。Lは170cmなので165cmの私は屈まず出入り可能ですが、背の高い方は屈む必要がありそうです。立ち上がりが大きいLの方が圧迫感なく有効空間も広がっているようです。

個人的な目安になりますが、「ゼクーM」は2~3人(デュオキャンプや小学生未満連れの3人家族)、『ゼクーL』は3~4人での使用におススメです!

『ゼクーL』の設営ポイント

ゼクーL 正面 サイト 芝生

独特な見た目ではありますが、『ゼクーL』本当に設営が簡単なんです!というのも、『ゼクーL』分類としてはワンポールテント。ワンポールテントのメリットは「建てやすさ」です。建てやすいうえに、有効面積が広いのはゼクー最大の魅力だと私は思います。以下、設営ポイントをまとめました。

1.出入口を決める

『ゼクー』には、出入口が計4つあります。エクステンションフレームの扉が3つと、6面あるうちの1面が大胆に開口します。出入口にしたい部分の反対側に寝室スペースを確保(あればインナーテントを取付)出来るようにするためです。

2.内蔵のビルディングテープに従って4カ所のペグダウン

『ゼクー』は六角形です。六角形をフリーで作るのは至難の業。そこで活躍するのが『ゼクー』本体に内蔵されているビルディングテープ。これを辿りまずは基盤となる長方形を作り、ペグダウン。長辺と短辺で色分けされたいる為、初見でもわかりやすくなっています。まず一点をペグダウンしたら短辺の方から二点目をペグダウンすれば綺麗な長方形が出来やすいんだとか。

3.ポールで立ち上げる

中に入って中心のポールを突きあげます。ポールを取りつけるために強化されたグレーの部分にポールを当てていきましょう。これで一先ずピラミッド型になり、ベースは出来てきました。

4.残りの2点をペグダウン

テントが立ち上がったら、六角形の残りの2点をペグダウンします。

5.エクステンションフレームの取付

『ゼクー』最大の個性である、このエクステンションフレームを三本取り付けていけば骨格は完成。あとはガイロープなどで調整し、ペグダウンすれば完成となります。

いかがでしたでしょうか?私も初めて見たときは「どうやって建てるんだ?」と思ったのが印象的です。ですが構造は意外とシンプルで初心者でもわかりやすく、見た目とは裏腹の建てやすさに心奪われたのを覚えています。

別売りインナーテントは必要?

ゼクーL インナーテント 幕内

『ゼクー』にはオプション品として別売りのインナーテントが販売されています。私たちは主にカンガルースタイルという、小さい寝室用のテントを入れて寝室とリビングを分けるスタイルを取り入れているので、購入しておりません。ですが『ゼクー』にピッタリ収まるインナーテントは、見た目も綺麗ですし、これだけで「住」が完成するのでとても便利だと思います。カンガルースタイルと比較してメリットを比べてみました。

インナーテントのメリット

出典:ZANE ARTS
  1. 『ゼクー』にピッタリと収まり、統一感がでる
  2. ツールーム仕様にすることで「住」が完成する
  3. 大人4人がゆったりと就寝可能
  4. 出入口がリンクする
  5. メッシュパメルが広いので1年中使える

カンガルースタイルのメリット

  1. 他のテントにも使える
  2. 背が低いので圧迫感が少ない
  3. 人数に合わせてサイズを変えられる
  4. 物によってはコストがかかる
  5. 設営時のレイアウトに融通が利く

『ゼクーL』はファミリーキャンパーに使って欲しい!

夕方 サイト 

いかがでしたでしょうか。『ゼクーL』は見た目の美しさだけでなく、機能性のこだわり抜かれた唯一無二のワンポールシェルターです。私が一番気に入っているのは「建てやすさ」なのですが、建てやすいテントであれば設営・撤収の時間も短縮でき、キャンプを思う存分楽しむことが出来ますよね。特に小さいお子様がいるご家庭では、なかなか設営が進まない…なんてことも多いと思います。『ゼクーL』であればその悩みが少しでも解消されると実際に使ってみて体感しています。何よりコスパもかなり高いので、入手困難ではありますが、買って損なしの満足度の高い商品だと思います。

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