ポップアップメッシュシェルター セットアップ
コット&ポップアップメッシュシェルター編
ポップアップメッシュシャエルターには、主に2パターンの設置方法がある。まずはこちらのコット&ポップアップメッシュシェルターパターン。
コットがハイ&ローの2Wayタイプであれば、より多くのパターンでメッシュシェルターを楽しむことができる。ワンポールやトンネルタイプのテントであれば、腰を下ろしやすいハイタイプが良さそうだ。
コットにしっかり固定しよう
メッシュシェルターをコットに載せ、本体がズレないように上下2箇所のベルトでしっかり固定しよう。風で飛ばされないための対策でもあるが、ベルトで固定しておかないと少し湾曲した状態でとなるため、綺麗に設置したいキャンパーには必須だ。コットの準備は別途必要となるが、季節問わず地面からの熱気や冷気を受けにくくなるため、個人的にはこの方法を一番おすすめしたい。
グランドシート&ポップアップメッシュシェルター編
高さがないシェルターテントやタープ泊で重宝する「地べたスタイル」。雨や霜で本体が汚れないよう、グランドシートの上にメッシュシェルター本体を置くだけという手軽さが魅力。より地面との距離が近くなり、いつもと違った景色も楽しめる。撮影時にペグダウンを忘れてしまったが、本来は必要なので、皆様もお忘れなく。
地面からの熱気や冷気に注意
なお、地べたスタイルは地面からの熱気や冷気を直で受けてしまうため、就寝時によく眠れず体調を崩してしまう恐れがある。必ずPVCやナイロン系のキャンプマットをシェルター内に敷くなどの対策が必要だ。
風が強い時は必ずペグダウンしよう
メッシュシェルターは軽量なため、強めの風が吹けばすぐに飛ばされてしまう。本体の前後左右4ヶ所を同梱されているプラペグでペグダウンしておこう。地面が硬い場合は、他の金属製ペグに交換することをおすすめする。
メッシュシェルター使用例
ドーム型シェルターテントに設置
テントのサイズや出入り口の位置、他にもテーブルや荷物などの設置位置を考慮しつつ側面に設置。この時注意するのが、メッシュシェルター自体の入口の向きだ。片側にしかないため、ここで間違えてしまうとレイアウトのやり直しなんてことも十分ありえる。
タープに設置
タープだったら3シーズン楽しめるオープンスタイル。遮るテントがないから常に風を感じられる。タープの張り方によって変わってくるが、画像のようなスタイルであれば、メッシュシェルター内から360度パノラマな景色を楽しむことだって可能だ。
逆にいえばプライバシーは損なわれてしまうため、気になる方はDDハンモックなどの正方形型のタープでダイヤモンド張りなどするのもいい。
日光浴や星空観察にも使える
大空を天幕とした開放的なスタイル。春や秋などの気候が良い時にやってみると意外に楽しめるスタイル。
秋から冬にかけてはシュラフを持ち込み、星空を眺めながら朝を迎えるという強者キャンパーもいるというのは驚きだ。
今回レビューしたアルパインデザイン以外にも、キャンプにおすすめなポップアップシェルターがいくつあるので紹介しよう!
編集部”推しメッシュシェルター”はこの3つ
FIELDOOR(フィールドア)
自然に馴染む落ち着いたカラーにほぼフルメッシュ。デザイン&サイズ共にアルパインデザインと同様に見えるが、実はサイズが一回り大きくなっており、180cm超えの成人男性でもゆったり横になれる。なお、ペグは付属しているが、ランタンフックやインナーポケットはなさそうだ。
1点気になる点としては、全長が230cmあるため、テントサイズによっては収まらない可能性もあるので事前に調べておこう。
商品詳細
ポップアップメッシュテント
サイズ:設営時 約W230cm×D70cm×H70cm
収納時 約直径70cm×4cm
重量:約1kg
価格:¥7,400(税込)
※2023年8月 FIELDOOR Amazon店価格
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
こちらのデザインもアルパインデザインに近い。サイズは微妙に異なり全体的に高さが低く、少し圧迫感を感じるかもしれない。気になるハーフメッシュ部分は、利用環境に合わせて頭の向きを変えることで、通気性と遮光性の2つの機能を楽しめる。インナーポケットはあるが、ランタンフックはなく、ペグは別売りとなっている。
商品詳細
ポップアップハーフメッシュルーム
サイズ:設営時 約W215×D72×H58cm
収納時 直径60×4cm
重量:1.1hg
価格:¥15,400(税込)
※2023年8月 CAPTAINSTAG公式価格
VISIONPEAKS(ビジョンピークス)
デザイン&サイズ共に、アルパインデザインとほぼ同じのメッシュシェルター。こちらは長さが218cmと大きく、身長が180cm超えの人でも十分ゆったりできる。インナーポケットはあるが、ランタンフックはなく、ペグは別売りとなっている。
商品詳細
ポップアップカヤテント
サイズ:設営時 約W218×D68×H65cm
収納時 直径58×4cm
重量:1.15hg
価格:¥4,990(税込)
※2023年8月 HIMARAYA公式価格
暑さ&虫対策がマジで”秒”で完結
最初は少し圧迫感は感じたものの、数分で気にならなくなった。開放的でとにかく風が通り抜けて気持ちいい。耳元を飛ぶ蚊の音に悩まされることがなくなったため、ゆったり景色を眺めながら読者も楽しめてマジで快適の一言。この時期になると在庫切れが多いギアだけに、見つけたら即買い間違いなし!