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ソロキャンプ焚き火台20選!スタイル別に選ぶべきポイントを紹介

ソロキャンプで焚き火
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秋冬キャンプの楽しみといえば、やっぱり焚き火!暖を取りながら調理もできるキャンプの人気コンテンツです。近年ではソロキャンブームで数多くの焚き火台が発売されており、どれを選べばいいか迷ってしまうほど。そこで、今回はソロキャンプに絞ってオートキャンプとバックパック別におすすめの焚き火台を紹介します!

焚き火台の選び方 4つのポイント

焚き火を楽しむ人
出典:amazon

焚き火の主な目的といえば暖を取ったり調理をすることですが、中には「火を育て愛でたいだけ」といった経験豊富なキャンパーもいます。

理由はともあれ、キャンパーにとって焚き火は必要なコンテンツと言えるでしょう。しかし、近年は焚き火を禁止したり、焚き火台の使用を義務付けたキャンプ場が増えたことから、かなり多くのキャンパーが焚き火台を導入しています。

焚火台の種類

そこで、よく耳にするのが種類が多すぎて「自分のスタイルにあった焚火台がどれか分からない」といったことです。ピラミッド型・ディスク型・カマド型・円柱型・メッシュ型などなど、ここに素材やサイズが加わる訳ですから悩んでしまうのもうなずけます。

これからソロキャンプ用に焚き火台を検討しているキャンパーは、下記の4つのポイントから絞り込むことで、自分にあったタイプを選びやすくなるので、是非チェックしてみてくださいね。

1:キャンプスタイルを決める

撮影:編集部

まずはソロなのか、ソログルなのか、使用人数をベースに絞り込もう。次にオートキャンプなのか、バックパックやバイクでのキャンツーなのか、移動手段により選ぶ焚き火台も大きく変わるため、まずはキャンプスタイルを決めよう。

2:使用目的に合わせる

撮影:編集部

焚き火の目的は「暖を取る」が最も多く、次に調理で使用するキャンパーが大半です。他にも火遊び(火を育て愛でる)を楽しみたいキャンパーも多く、キャンパーによってその目的は様々。優先順位をつけていくと絞りやすいので試してみましょう。

焚き火の目的

  • 真冬でもソロでしっかり暖を取りたい
  • ダッジオーブンで調理がしたい/肉や魚を焼きたい
  • 薪が燃える姿をじっくり眺めたい

3:地面の状態は焚き火に適しているか

撮影:編集部

機能性だけでなく、サイズや材質まで含めると焚き火台の種類はかなり豊富です。しかし、全ての焚き火台が、どこでも使えるという訳ではありません。

例えば火床の高さが地面から10〜15cm程度しか離れていない焚火台は、地面に対して熱の影響が大きいため、芝生などを焦がしてしまう恐れがあるからです。

地面の状態に合った物を選ぶ

  • 芝生:地面から火床の距離は10〜15cm程度+スチール製のプレートを敷くなど
  • 砂利・砂地:枯葉など無ければ地面より火床は5cm程度でもOK

余談ですが、焚き火後に芝生に変化が見られなかったとしても、数日するとその部分だけ枯れてしまうことあるため、芝生の上での焚き火は特に注意が必要です。

”オートキャンプ” 焚き火台の選び方

出典:Photo AC

キャンプギアの中でも焚火台はとにかく種類が豊富なため、購入時はどれにしようか目移りしてしまうところ。特にオートキャンプにあった焚き火台は、重量級からチタン製までかなり多い。

選ぶポイント

焚き火台の大きさ

ソロキャンプで大型の焚き火台(4〜5人用)はオーバースペック。暖を取るだけでなく、ダイナミックな火を愛でたい気持ちは分かりますが、車載時に余分なスペースを取るだけでなく、薪の量にしても”無駄”が多いため、人数にあった適切なサイズを選びましょう。

焚き火台の高さ

焚き火台の高さは30cm程度あるタイプを選択しよう。オートキャンプでは、テーブルの高さが40〜50cm、チェアの座面高が30cm前後のタイプが多いため、暖を取ったり薪をくべる時に丁度良い高さになります。チェアなどを使わない”地べたスタイル”の場合は、高さ20cmまでの焚き火台がおすすめ。

焚き火台の素材

車での移動がメインとなるため、あまり重さを気にする必要性はありません。スチール製、ステンレス製、チタン製など、色々な素材がありあすが、無骨で迫力のある焚き火台が好みなら、重量級のスチール製がおすすめ。ただし、サビやすいため使用後のメンテは必須なので注意しましょう。

調理をするorしない

調理をしない場合は五徳が必要ないため、余分な荷物を減らせて軽量になります。別途オプションでラインナップされている焚き火台もあるので、必要に応じて購入するといいですよ。

”バックパック”焚き火台の選び方

木の下に置かれたバックパック
出典:pixabay

バックパックソロでは、収納時のサイズや重さなど携行性を重視して選びたいところ。パッキングしやすく軽量な焚き火台が適しているでしょう。軽さを重視するならチタン製がおすすめです。

選ぶポイント

コンパクトに収納できる

バックパックキャンプでは、軽量化のために焚き火台など無駄な荷物は削ぎ落としたいところ。しかし、近年では直火がNGなキャンプ場が増えたこともあり、焚き火を楽しむには焚き火台は必須ギアといえます。バックの容量に合わせ、可能な限りコンパクトに収納できるタイプを選びましょう。

重量は”1kg”までとしよう

徒歩や公共交通機関を使った移動では、重い荷物が身体へ負担をかけてしまうため、焚き火台は〜1kg前後で選ぶと良いでしょう。

薪のサイズに注意

枯れ枝を燃料にする程度であれば問題ありませんが、キャンプ場で販売されている30cm程度の薪だと細かく割る必要があるため、事前に入手できる薪(燃料)のサイズを調べておきましょう。

焚き火台の高さ

テーブルやチェアは持たずに”地べたスタイル”をするキャンパーが多いため、焚き火台は地面からの距離が近いコンパクトなタイプがおすすめ。もちろんヘリノックスなどの軽量なチェアを使用して、火床の高い軽量な焚き火台を選ぶのもありです。

調理が可能なタイプを選ぼう

とにかく荷物を軽くしたいなら、バーナー類も削って焚き火台で調理することを前提に選ぶのも良いですね。雨で焚き火ができなくても、VARGOのようにアルコールストーブが使える焚き火台もあるのでチェックしてみよう。

注目の焚火台11選<オートキャンプ>

snow peak『焚火台S』

多くのキャンパーに支持されている言わずと知れたロングセラーアイテム。シンプルな作りで設営も簡単、それでいてタフな構造とバランスの取れた焚き火台です。グリルブリッジや焼き網など、調理を楽しむためのオプションパーツが豊富なため、料理好きな人にもおすすめ◎ソロキャンにぴったりのSサイズのほか、M・Lと3サイズから選べます。

商品詳細

サイズ:使用時 W285×D285×H205mm
    収納時 W355×D410×H20mm
重量:1.8kg
価格:¥11,880(税込)
※2023年10月現在 スノーピーク公式サイト価格

YOKA『焚き火台 COOKING FIRE PIT』

両サイドのロゴがおしゃれなYOKAの人気焚き火台。調理しながら薪をくべやすいよう工夫されており、炎と調理を同時に楽しめるのが魅力です。グリルの高さも調整可能!構成パーツが3つと少なくメンテナンスも簡単で、収納時もスリム◎ひとまわり小さいソロサイズも展開されています。

商品詳細

サイズ:使用時 W500×D270×H325mm
    収納時 W500×D270×40mm
重量:5kg
価格:¥16,500(税込)
※2023年10月現在 YOKA公式サイト価格

Hang Out『コモレビ』

煙突効果による燃焼力の高さと、焚き火の美しい灯りが魅力的な焚き火台。揺らめく炎と、大きさが異なるシェードから漏れる灯りの両方を楽しめます。シェードの組み合わせを変えることで、火力調整が可能。付属の五徳を使って調理もできます。

商品詳細

サイズ:使用時 W335×D225×H270mm
    収納時 W300×D210×70mm
重量:3kg
価格:¥17,600(税込)
※2023年10月現在 Hangout公式サイト価格

Coleman『ファイヤーディスクソロ』

手を出しやすいリーズナブルな価格と扱いやすさで、ファミキャンやグルキャンでも人気が高い焚き火台のソロサイズ。本体重量約620gと軽量で持ち運びやすく、後片付けやメンテナンスもかなり簡単と評判も高い。標準付属の焼き網のほか、ダッチオーブンを使った調理も楽しめます。

商品詳細

サイズ:使用時 Φ300×160mm
    収納時 Φ320×100mm
重量:6.2g(本体重量)
価格:¥17,600(税込)
※2023年10月現在 Coleman公式サイト価格

UNIFLAME『薪グリルsolo』

収納時のサイズは約13.5×21×6.5cmで重量は1.1kgとコンパクト。焚き火も調理もしやすい焚き火台としてソロキャンパーに人気。日本製で歪みが出にくい剛性の高さも人気の理由の一つ。五徳がしっかりとしているから安心して調理もできそう。ユニセラ鉄板など調理用オプションパーツをプラスすれば、さらに調理の幅を広げられますよ。

商品詳細

サイズ:使用時 W205×D180×H185mm
    収納時 W135×D210×65mm
重量:1.1kg
価格:¥6,600(税込)
※2023年10月現在 UNIFLAME公式サイト価格

ユニフレーム(UNIFLAME)
¥6,600 (2024/04/17 14:35時点 | Amazon調べ)

CAPTAIN STAG『ソロライトグリル』

コンパクトさを実現しながらも、40㎝の薪を切らずに乗せられる絶妙なサイズ感が使いやすいと評判。五徳は好きな位置に置くことができるだけでなく、高さも3段階に調整可能。リーズナブルな価格で購入しやすいのも◎

商品詳細

サイズ:使用時 W415×D240×H230mm
    収納時 W380×D300×20mm
重量:950g
価格:¥7,700(税込)
※2023年10月現在 CAPTAIN STAG公式サイト価格

BUNDOK『焚き火台 LOUTS』

ステンレス製で耐久性にも優れた軽量コンパクトな焚き火台。網焼きとしても使える五徳はダッチオーブンでの調理も可能なほど丈夫。付属の収納ケースはゆとりがあってグローブなども一緒に収納できて便利!

商品詳細

サイズ:使用時 W370×D370×H310mm
    収納時 W330×D240×30mm
重量:1.0kg
価格:¥7,700(税込)
※2023年10月現在 BUNDOK公式サイト価格

TRIPATH『グルグルフャイヤー XS』

グルグルファイヤーXSの商品画像
出典:TRIPATH PRODUCTS公式

鹿のツノを彷彿させる個性的なデザインが目を引く、TRIPATH『グルグルフャイヤーXS』。ブッシュクラフトを楽しむのに最適なサイズ感。パーツはすべて灰受けとなっている収納ボックス内に収まり、上蓋は薪置き台になっている。ツノ部分は調理器具を吊るしたり、焚き火台の場所を移動したりする際に役立ち便利です。

商品詳細

サイズ:使用時 W220×D220×H340mm
    収納時 W175×D175×H20mm
重量:1.2kg
価格:¥16,280(税込)
※2023年10月現在 TRIPATH PRODUCTS公式サイト価格

sanzoku mountain『mouncos』

無骨デザインの先駆者としてお馴染み、サンゾクマウンテンの『mouncos』。本体はΦ20cmほどでチェーンが付いており、地面に設置して焚き火台として使用するだけでなく、同社の「shock」シリーズに吊り下げてかがり火のように使用することも可能。

商品詳細

サイズ:使用時 約Φ200×H310mm(脚100mm)
重量:2.5kg
価格:¥26,800(税込)
※2023年10月現在 Sanzoku Mountain公式サイト価格

AUTEC CAMP『COOK PIT』

火を操る楽しさを思う存分味わえるソロキャンプに最適な1台。焚火台に斜度をつけることで、燃焼効率を高めるなど、随所にこだわりが見て取れる。調理中も焼き網を動かさずに薪を操作することができるため、火加減も調整しやすく調理も快適。収納時はA4サイズ程度になり場所を取りません。

商品詳細

サイズ:使用時 W283×D227×H169mm
    収納時 W303×D190×H40mm
重量:0.85kg
価格:¥13,200(税込)
※2023年10月現在 AUTEC CAMP公式サイト価格

NATURE TONES『TOWER OF BONFIRE MINI』

TOWER OF BONFIRE MINIの商品画像
出典:nature tons公式

3段構造で簡単に設営・収納できるソロキャンプにちょうど良いサイズの焚き火台です。取っ手部分は収納時には持ち手になり、設営時には火ばさみ立てに◎別売りオプションのサイドテーブルと組み合わせることも可能。

商品詳細

サイズ:使用時 W275xD310xH270mm
    収納時 W275xD310xH110mm
重量:2.8kg
価格:¥20,900(税込)
※2023年10月現在 Nature tones公式サイト価格

注目の焚火台9選<バックパック>

TOKYO CRAFTS『焚火台マクライト』

本体重量わずか794g、意外とバックパックにも収まるサイズ感はソロキャンプに最適な焚き火台。コンパクトに収納できるにも関わらず、火床は大きく30〜40cmの薪も組めるほど。また、五徳の位置は料理に合わせて2段階で調整できるため、焚き火も調理も思う存分楽しめます。

商品詳細

サイズ:使用時 W360×D400×H320mm
    収納時 W210×D400×H25mm
重量:794kg(五徳含む929kg)
価格:¥9,980(税込)
※2023年10月現在 TOKYO CRAFTS公式サイト価格

SOLO STOVE 『Lite(ライト)』

ソロストーブライトの商品画像
出典:UPI公式

SOLO STOVEの中でも最も軽量コンパクトでソロ向けなのが『ライト』。約255gと超軽量でバックパックスタイルに最適です。小型ながらSOLO STOVEの真骨頂である二次燃焼での燃焼効率が高く、とにかく煙が少ないのが大きな特徴。小枝などから簡単に火が起こせるのもズボラキャンパーにはうれしい。

商品詳細

サイズ:使用時 Φ108×H145mm
    収納時 Φ108×H100mm
重量:255g
価格:¥9,350(税込)
※2023年10月現在 UPI公式サイト価格

VARGO『ヘキサゴンウッドストーブ(チタン/ステンレス)』

チタン製品を得意とするVARGOの人気焚き火台で、チタン製とステンレス製の2種類あります。チタン製の重量は約116g、ステンレス製は約210gとどちらも軽さが魅力です。折りたたむとポケットに入るほどコンパクトになり収納スペースは取りません。火口が広がりにくい形状のため、調理するなら小型のクッカーが◎

商品詳細

サイズ:使用時 W127×D127×H101mm
    収納時 Φ132×H12mm
重量:116g
価格:¥11,000(税込)
※2023年10月現在 VARGO公式サイト価格

笑’s『コンパクト焚き火グリルB-6君』

設営・撤収に手間のかからない折り畳み式の焚き火台。収納時の厚さは18㎜まで薄くなるため、バックパックスタイルにもぴったり。重量も約500gとツーリングなどにもおすすめです。グリルプレートやグリルパンなどオプションの調理パーツも豊富で、十分に料理も楽しめます。

商品詳細

サイズ:使用時 W215×D122×H165mm
    収納時 W181×D122×18mm
重量:500kg
価格:¥5,390(税込)
※2023年10月現在 笑’s公式サイト価格

STC『ピコグリル398』

非常にシンプルな構造で簡単に設営できるため、初心者にもおすすめの焚き火台です。収納時もA4 サイズ程の大きさまでコンパクトになるため、持ち運びも便利。付属のスピットを使用すれば、焚き火の上で調理も可能です。

商品詳細

サイズ:使用時 W380×D250×H250mm
    収納時 W335×D235×H10mm
重量:495g(本体365g)
価格:¥12,800(税込)
※2023年10月現在 Picari公式サイト価格

Wolf&Grizzly『ファイヤーセーフ』

『ファイヤーセーフ』は、折り畳み式フレームと蛇腹織のパネルで構成されています。フラットに収納できるため、バックパックの隙間に滑り込ませることも◎ただし、地面との距離が近いため、限りなく直火に近い焚き火台として、使用時は焚き火シートなど環境への配慮が必要です。別売りのグリルM1と組み合わせれば、使用用途が広がります。

商品詳細

サイズ:使用時 W286×D278×H50mm
    収納時 W292×D105×20mm
重量:910kg
価格:¥10,780(税込)
※2023年10月現在 A&F COUNTRY公式サイト価格

UCO 『フラットパックグリルS』

収納時の厚さが3㎝と薄いため、バックパックに詰め込んで気軽に持ち運べる焚き火台です。わずか30秒と短時間で設営できる手軽さも魅力。熱を逃がさず調理できるほか、ステンレス製のためメンテナンスも簡単です。

商品詳細

サイズ:使用時 W241×D178×H203mm
    収納時 W270×D180×30mm
重量:832g
価格:¥6,600(税込)
※2023年10月現在 UCO公式サイト価格

Belmont『焚火台TABI』

「軽量コンパクトさは重要だけど、大きな薪をそのまま使いたい」という人におすすめ。火床にはチタニウムを採用しているため、軽量なだけでなく強靭で安心。燃焼効率が良く、焼き網が付属しているため料理もしやすい焚き火台です。網を含めても全体重量約423gと軽さも魅力。

商品詳細

サイズ:使用時 W237×D360×H170mm
    収納時 W178×D360×H15mm
重量:478g
価格:¥12,100(税込)
※2023年10月現在 belmont公式サイト価格

PAAGO WORKS『NINJA FIRE STAND SOLO』

とことん携行性にこだわりたいキャンパーにおすすめなのが『NINJA FIRE STAND SOLO』。本体重量は約275gと超軽量で、収納サイズも400×100×20㎜とバックパックのサイドポケットに収まるほど。さらに調理も可能とバックパックキャンパーの強い味方です。

商品詳細

サイズ:使用時 W350×D250×H250mm
    収納時 W400×D100×H20mm
重量:1.0kg
価格:¥10,450(税込)
※2023年10月現在 PAAGO WORKS公式サイト価格

用途にあった焚き火台で火を愛でよう

撮影:編集部

ソロ向きの焚き火台といっても、UL系から重量級まで種類は様々あります。使用する人数やキャンプ地への移動手段、そして注意して欲しい地面の状態。今秋はこれら条件に合った焚き火台を選び、自分だけの火を育て、そして愛でてみるのも良いのではないでしょうか。

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